Archive for the ‘メルマガ・ブログの人気記事’ Category
不動産投資家Hさんの話
Hさん、『ビルのメンテナンスに3000万円かかったんだ。』
私 『そのお金どうしたんですか?』
Hさん、『もともと、銀行からメンテナンスした方が収益があがる、
お金も貸しますからって話で始まったんだよ』
私 『じゃ、その銀行から借りたんですね。
で、収益は本当にあがりそうですか?』
Hさん、『いや、その辺の計算はしてないんだ。
銀行の見込み書ではよさそうだけど』
私 『ご自分で、投資シミュレーションした方が
いいと思いますよ。しっかり計算してみると
税引き後はキャッシュアウトしてるなんてこともありえます。』
これは、地方都市の1等地にテナントビルを所有する
資産家Hさんの話です。
銀行の仕事は、お金を貸して、利息で収益をあげることです。
しかし、リーマンショック以降、企業などへ怖くて
貸出しができなくなっています。
そこで、狙いをつけたのが、資産家で安心して
お金を貸せる、Hさんだったのだと思います。
こういった場合、銀行の持ってくる
シミュレーションは甘めの投資計画の
可能性が充分にありえます。
◆ 空室率の見込みが甘い
◆ 金利上昇への予測が低めに考えられている
◆ 修繕計画の予算が少ない
などなどです。
本当にしっかりシミュレーションしないと
自分では気づかない間に
『資産が増えていると思っていたら
実は、資産を減らしていた
銀行に利息を払うための投資していた。』
ということになりかねません。
第3者から持ち込まれた話ほど
慎重に投資分析する必要があります。
不動産投資支援ソフトAssetRankSimulatorのIDを無料で取得
不動産投資で成功する人と成功しない人の3つの違い
◆年収、職業、学歴、年齢、不動産投資への熱意など
同じような、AさんとBさんがいました。
Aさん、Bさんともに、将来の収入に不安を感じ、
同じ時期に不動産投資を始めました。
しかし、それから5年後・・・・
◆Aさんは、5棟の不動産物件を所有し
家賃収入も2000万円を超えました。
それに対し、Bさんは、
1棟しか購入できていません。
それどころか、キャッシュフローも
マイナスになり、物件を手放したくて
しょうがない状況になっていたのです。
Aさんと、Bさんの違いは何だったのか・・・
◆このAさんと、Bさんの話は
フィクションです。
ただ、現実でも、不動産投資が
『順調な人』と『うまくいかない人が』
存在します。
多くの不動産投資の友人の話を聞いた中から
成功している人のポイントがどこにあるのか
考えてみました。
▼ 【1棟目を慎重に選択し2棟目以降の
融資が受けやすい物件を選択する
(収益上も、積算価格上も)】
不動産投資を継続できている人は
”1棟目”によい物件を手に入れて
いる人が圧倒的に多いです。
1棟目にうまくいかないと、次の融資が
厳しくなり、不動産投資を継続するのが
困難になります。
キャッシュフローがプラスなのは当然、
購入価格より積算価格が高い物件を
選択するのがポイントです。
▼ 【2棟目以降もキャッシュフローが
プラスの物件を確保するとともに
将来のキャピタルロスが生じにくい物件を選択する】
2棟目以降も1棟目と同様に、
キャッシュフロー、積算価格ともに
チェックしながら物件選択をします。
また、立地など、キャピタルロス(売却損)
が生じにくいという条件も加味しながら、
物件バランスをとっていきます。
▼ 【古い物件を、新しい物件に組み替えていく】
不動産投資初期に購入して、古くなった為
資産価値が下落しそうな物件を、売却し
新しい物件との入れ替えを行います。
この時に、新築物件などを組み入れ
物件の若返りをはかり、資産バランスを
整える選択肢もあります。
◆長年に渡って、不動産投資を
続けている投資家は、ご紹介した
流れを継続している場合がほとんどです。
成功者の戦略を考えると、不動産物件、
1件、1件、単独の分析だけをしていても
長期的な成功が困難なことに気づきます。
戦略的に売却時期、購入時期を検討し
収益性向上を図っていくことが重要になります。
複数物件を所有している場合は
すべての物件を合計して考え、
10年、20年の投資計画を立てる必要があります。
不動産投資支援ソフトAssetRankSimulatorのIDを無料で取得
銀行では、どのように積算価格がきまるのか
『こんな、積算価格では、銀行でマイナス査定だよ』
なんて話を不動産投資家同士したりします。
ただ、この積算価格、なかなかの曲者で
”銀行によって”評価の仕方がまちまちです。
例えば、A銀行では、RCの耐用年数が50年だったり
B銀行では、45年だったりします。
また、建物の平米単価も、
20万円で計算したり、
23万円で計算したりします。
築10年 500平米
A 耐用年数 50年 単価23万円
B 耐用年数 45年 単価20万円
で、積算価格を比較した場合
積算建物価格は
A 92,000,000円
B 77,777,777円
と1500万円近い評価額の違いがでます。
銀行融資がうまくいかずに
『なぜ?』とおもった場合には
積算価格計算の違いかもしれません。
土地に関しても、固定資産税評価額で計算するのか
路線価で計算するのかなど銀行によって
計算方法は違います。
土地の広さによっては、
こちらも数百万円~数千万円の違いがでます。
土地価格+建物価格で考える積算価格は
銀行によって、数千万円の違いがでます。
ただし、評価方法は、銀行の重要機密ですので
公表されることはありません。
友人の不動産投資家は、銀行と長い付き合いを
続けながら、査定の特徴をみつけています。
このあたりが”本当のノウハウ”と言えそうです。
不動産投資支援ソフトAssetRankSimulatorのIDを無料で取得
ご紹介、平均の退去期間は何年
『ようやく、これで満室だ』
『すみません、来月で退去させてください。』
退去までの期間(解約率)は、
1年間で何%位引越しで出て行くか
という意味です。
5%、10%、15%・・・・・・・
どのくらいだと思いますか?
何と、
☆ 単身世帯で25%
☆ ファミリー世帯で20%
と言われています。
お~、結構高い%だと思われたんではないでしょうか?
20戸のワンルームマンションだとすると、
1年でそのうち5戸は引越していくということです。
つまり、4年で全員いなくなる計算になります。
退去割合が、比較的低いと思われている
ファミリー世帯でも20%なので、
5年後には同じ人が住んでいない計算になります。
こう考えるとゾッとしますよね。
ただ、この数値を頭に置いておくと、
投資分析の際に空き室率を考える参考になります。
また、平均の解約率より、人の出入りが激しい場合は
何か問題があるのかもしれないと、
疑問を持つきっかけになります。
逆に、平均的な退去年数よりも長く住んでいただける
ようならば、退去後も強気の家賃設定ができるかもしれません。
今回、ご紹介したような平均値を知っておくだけで
投資分析、判断をする際に、まったく違った視点で
考えることができるようになります。
どんなに優秀な賃貸経営をしていても、
退去があることを考えると
数%~10数%の空き室率は避けられません。
必ず、退去期間などに合わせた
不動産投資分析が必要になります。
不動産投資支援ソフトAssetRankSimulatorのIDを無料で取得
空室率には3種類あることをご存知ですか?
空室率と聞いて
どの空室率を思い浮かべますか?
▼ 【時点ベース】
▼ 【賃料ベース】
▼ 【稼動ベース】
それぞれ説明すると
◆【時点ベース】
空室数÷総戸数x100
例
10室のアパートを経営
そのうち、3室が空室
この場合
3÷10=30%
時点ベース空室率30%ということになります。
一般的に考えられている空室率は
【時点ベース】です。
◆【稼動ベース】
(空室数x空室期間)÷(総戸数x稼動期間)x100
例
10室のアパートを経営
そのうち、2室が3ヶ月間空室
この場合、
(2室x3ヶ月)÷(10室x12ヶ月)x100=5%
稼動ベース空室率5%となります。
◆【賃料ベースの空室率】
(予定賃料ー実入金)÷予定賃料x100
10室 1室12万円で賃貸住宅を経営
この場合1ヶ月に満室で受け取る賃料は
12万円Ⅹ10室=120万円となります。
しかし、1室空室があったために
実際に受け取った賃料収入は
12万円x9室=108万円でした。
(120万円ー108万円)÷120万円
賃料ベースの空室率は10%となります。
全室同じ賃料の場合には、あまり意味のない
計算ですが。
部屋によって賃料が違う場合などは
賃料ベースの空室率で考えると、
15万円の部屋が1室空いているのと
7万円の部屋が1室空いているのでは
空室率が違ってきます。
◆不動産投資分析をする場合
一番最初の分析は、その地区の平均的な
【時点ベース】の空室率で分析し、
徐々に情報が増えたら、【稼動ベース】【賃料ベース】
と色々分析するといいと思います。
◆空室率と一言で言っても
3つも定義があります。
不動産投資は、本当に奥の深い
一生勉強が必要なものですね。
それだけに、楽しいのかもしれません。
不動産投資支援ソフトAssetRankSimulatorのIDを無料で取得
なぜ、インカムゲインの知識だけで投資するのは危険か?
◆不動産投資に興味をもたれている方に聞くと
『インカムゲインの事は考えても、
キャピタルゲインに関してあまり考えない』
という方が多数いらっしゃいます。
何度も、お伝えしていますが、
『不動産投資は、インカムで成功しても、キャピタルで
成功しないとうまくいかない投資です。』
◆今日は、キャピタルゲインを考える上で
重要な項目の『売却時の税金』について
考えてみたいと思います。
売却時の税金計算のルールは
▼譲渡所得(譲渡益)の計算
譲渡所得額 =
売却金額額-(購入価格+譲渡費用-減価償却費)
▼税金
課税譲渡所得×税率
税率は所有期間が5年を超える場合、20%(所得税15%住民税5%)
所有期間が5年以下の場合、39%(所得税30%住民税9%)です。
5年を超えて保有した方が
税金が少なくなります。
◆『アセットランクシミュレーター』を使って
シミュレーションしてみると、
取得費用 3000万円
建物価格 1500万円
売却価格 3000万円
5年経過以前と5年経過後
に売却した場合を検討してみます。
▼5年経過以前売却の場合
3000万円-(3000万円-75万円X5)=375万円
375万円X39% =146.25万円
▼5年経過後
3000万円-(3000万円-75万円X6)=450万円
450万円X20% = 90万円
1年間売却をずらすだけで
146.25万円 - 90万円 =56.25万円
も節税になります。
短期譲渡の売却税は、本当に重いものだとわかります。
◆不動産投資をする場合、
『インカムゲインの税金』『キャピタルゲインの税金』
をしっかり考えた計画をたてなければいけません。
今日、ご紹介した例のように、たった1年の違いや
1%の違いが、収益結果に大きく影響します。
色々な条件が複雑に絡み合って収益に影響します。
物件購入前はもちろん、購入後も常にシミュレーションを
続ける必要があります。
不動産投資支援ソフトAssetRankSimulatorのIDを無料で取得
不動産投資で収入を増やす為の秘密
■不動産投資家ならば当たり前のように使う言葉
『キャッシュフロー』
”知っていて当然の項目”も
細かく分解していくと、
面白いことに気づきます。
キャッシュフローを分解してみると
そのパーツは
◆ 家賃他収入
◆ 固定資産税、管理費など経費
◆ 元金支払いと利息支払い
の3つのパーツにわけることができます。
■このパーツからキャッシュフローを導き出す式は
『家賃他収入』-『固定資産税、管理費など経費』
-『現金支払いと利息支払い』 = キャッシュフロー
キャッシュフローは税金支払い前の本当の手取り額
と言い換えることができます。
■分解してみるとわかる通り
キャッシュフローを増やすには
下記3つの方法しかないことに気づきます。
▼ 家賃他収入を増やす
空室率を減らす
家賃を上げる
自販機などを置く
など
▼ 管理費など経費を減らす
自分で管理する
共用部分で電気代を削減する
など
▼ 元金支払いと利息支払いを減らす
借入れ額を減らす
金利を低くする
支払い回数を増やす
など
キャッシュフローも、細かく分解していくと
どこを増やして、減らせばいいかがハッキリわかります。
■『アセットランクシミュレーター』を使って
シミュレーションする場合
下記のような順番で思考回路を組み立てると
キャッシュフローを増やす為の課題が
見えやすくなります。
▼ 目的のキャッシュフロー額(増加額)を決めます。
↓
▼ 時系列入力画面を使って、目的のキャッシュフロー
になるまで、家賃額をUP、金利を下げたりを繰り返します。
(毎年違う数値を入れられるので、綿密な計画立案が可能です。)
↓
▼ 設定した家賃額、金利が現実に達成可能か判断します。
↓
▼ 達成可能そうならば、どのように達成するか施策を考えます。
↓
▼ 実行に移します。
■ただ、キャッシュフローを増やしたいと漠然と考えても
どこに、どの程度手をつけたらいいかわかりません。
色々なシミュレーションをすることによって
ハッキリとした目標が見えてきます。
『ゴールのない旅では、遠回りをする』だけです。
■物件購入前はもちろん、購入後もシミュレーションを
繰り返す必要があることをお伝えするのは
こうした理由からです。
不動産投資支援ソフトAssetRankSimulatorのIDを無料で取得
不動産投資物件売却価格を瞬時に計算する方法
『ソフトの売却設定欄に家賃収入で割り戻す
という項目がありますがこの機能はどのように
使ったらいいのでしょうか?』
こんなご質問をいただきました。
この機能を使うと、
▼ 物件の現在価値の概算がわかる
▼ 見当をつけにくい10、20年後の
売却価格を予想しやすい
などが可能です。
『アセットランクシミュレーター』には
売却価格を決定する場合に
・ 売却価格を手入力する
・ 減価償却費分を引いた価格で物件価格を割り出す
・ 家賃収入で割り戻す
の3つの方法があります。
ご質問いただいた部分は
3番目の方法についてです。
この方法を例を使って説明すると
山下さんは、ネット関連事業で成功し
その利益を元手に、
2005年1月 横浜市中区に
RC 築11年の物件を
1億2千万円で購入しました。
この物件の購入時、
年間家賃収入 1080万円 満室
表面利回りは9%でした。
それから、15年間 山下さんは
賃貸経営を続けました。
しかし、15年後、ネット事業も成熟し
事業を継続する為には、どうしても
この物件を売却する必要がでてきました。
この時点で、物件は老朽化もあり
満室時家賃収入 920万円
空室率も22%に達していました。
山下さんは、
『いくらだったらすぐに売却できるだろう』
と悩みました。
この時の物件周辺の平均利回りは
都心部への人口流入により
8.5%となっていました。
山下さんの売却価格を
『よい場合』『普通の場合』『悪い場合』の
3種類考えてみます。
この時に便利なのが家賃収入で割り戻して
考える方法です。
平均利回りよりも、低い表面利回りで
売却できそうな場合はマイナス
平均利回りよりも、高い表面利回りでしか
売却できない場合はプラスします。
・ 高い価格で売却できる場合を想定
平均利回り8.5%-2%=6.5%
920万円 X 78%(運営率) ÷ 6.5%
=1億1千4十万円で売却可能
・ もっとも可能性の高い場合を想定
平均利回り8.5%のまま割戻し
920万円 X 78%(運営率) ÷ 8.5%
=8442万円で売却可能
・ 低い価格で買い叩かれた場合を想定
平均利回り8.5%+2%=10.5%
920万円 X 78%(運営率) ÷10.5%
=6834万円で売却可能
この『良い場合』『普通の場合』『悪い場合』の
3つを想定して、それぞれのIRR,税引き後CFなど
投資効率を確認します。
その上で、投資を始める際に目標としていた
投資効率を下回らない価格で売却できるように
工夫する必要があります。
家賃収入で割り戻す方法は、売却を検討している物件と
似た物件の平均利回りをインターネット上で10件程度
調べるだけで売却価格を想定できる便利な方法です。
『アセットランクシミュレーター』では
家賃収入で割り戻すの欄に割り戻す利回りを
入力するだけで、
売却を考慮したIRR,税引き後CFなどが
瞬時で計算されます。
入力、計算ともに瞬時ですので
今回の例の3通りだけではなく
1%刻みに5通り計算することもストレスなく可能です。
不動産投資のローン年数を決める為のポイント
『耐用年数よりも長いローン期間の物件を
お持ちなのは融資に不利です。』
これは、不動産投資向融資を
やられていた方からお聞きした話です。
ここででてくる耐用年数とは、
”法定耐用年数”ではなく、
銀行が貸出基準にする
”経済耐用年数”のことです。
一覧表にまとめると
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
経済耐用年数 法定耐用年数
木造 20年 22年
軽量鉄骨 20年 27年
鉄骨造 35年 34年
鉄筋コンクリート 40年 47年
鉄骨鉄筋コンクリート 45年 47年
*経済耐用年数は銀行によって+-10%程度の違いがある
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
◆一番最初に書いた
『耐用年数よりも長いローン期間の物件を
お持ちなのは融資に不利です。』
とは、経済耐用年数を超えて融資を受けると
次の融資が受けにくくなるということです。
◆融資期間を延ばすことはキャッシュフローを
増やすにはとても有効な方法です。
例を上げると
物件価格 60,000,000
取得経費 9,000,000
家賃額 500,000/月
自己資金 15,000,000
借入金 54,000,000
元利均等 25年 3%
築5年 軽量鉄骨
この条件だと、
【ローン年数25年】+【築年数5年】=30年で
大きく経済耐用年数を超えてしまいます。
この条件のキャッシュフローは
年 1,727,112円です。
◆では、経済耐用年数以上にならない
借入期間 15年のキャッシュフローは
どのくらいになるでしょうか?
ネット収入が4,800,000円に対し
元利返済額が4,474,968円
返済率93%
キャッシュフローは、
何と、5分1以下の
325,032円になってしまいます。
◆借入れ期間がいかにキャッシュフローに
影響を及ぼすかお分かりいただけると思います。
お話をお聞きした元銀行融資担当者さんによると
『1棟目のローン期間が経済耐用年数を超えた
おかげでプラスキャッシュフローになる物件では
2棟目の融資に大きな影響を及ぼす』
そうです。
◆ただ、ローン期間を短くしてキャッシュフロー額が
極端に少ないようでも空室リスクなどが高まるばかりです。
どの程度のローン年数がキャッシュフローと
次の融資を考えた場合によいバランスか
じっくりとシミュレーションする必要があります。
不動産投資支援ソフトAssetRankSimulatorのIDを無料で取得
不動産投資計画に役立つ72という数字
『世界でもっとも強い力(=force)は、複利だ』
『複利とは人類が発明したもっとも驚くべきものだ』
この2つ、相対性理論で有名な
アインシュタイン博士の言葉です。
▼ちなみに複利とは
100万円を5%の利子で預金したとすると
1年目 100万X5% = 105万円
2年目 105万X5% = 110万2千500円
3年目 110万2千500X5% =115万7千625円
という風に、毎年受け取る利息が増えていく状態をいいます。
▼この複利を考える際に便利な数字が72です。
資産を倍に増やしたいと思った時に72を
思い出すだけで簡単に目標利回りを決められます。
どのような式かというと
期間(年) X 金利(%) = 72
例えば、5年で100万円を200万円にしたい場合は
72÷5=14.4
14.4%で運用すればOKということです。
7年間の場合は
72÷7=10.28%
となります。
何年後に、手元資金をいくらにしたいか
明確にするだけで目標利回りを計算できます。
ちなみに、4倍は144 8倍は216を
当てはめれば計算できます。
▼投資をする場合
1 運用額を決める
2 運用したお金を何年後までに
いくらにしたいか決める
3 その為に必要な利回りを決める
1 ⇒ 3の順序で考えます。
不動産投資で物件を決める際にも
1⇒3の順番で決めた目標利回りに
近い利回りの物件を探すことになります。
ただし、この際の利回りは、
表面利回りではなくIRRのことです。
出口(売却)まで考慮した利回りで
考える必要があります。
どんなに、家賃収入があっても売却損がでれば
目標利回りを達成することはできません。
▼不動産投資をする場合には
1 目標の運用利回りを決める
↓
2 その利回りが達成できる物件か
しっかり不動産投資分析する
ことが重要です。
不動産投資支援ソフトAssetRankSimulatorのIDを無料で取得