クラウド型不動産投資ツール アセットランクシミュレーター 2009年から5,006人以上の投資家さん、大家さんにご利用いただいています。投資検討(利回り・キャッシュフロー・返済分析等)から売却戦略(IRR・売却キャッシュフロー等)迄のトータルなシミュレーション・分析・管理を行える不動産投資ソフトです

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不動産投資家Hさんの話

2013-03-30

Hさん、『ビルのメンテナンスに3000万円かかったんだ。』

 
私   『そのお金どうしたんですか?』

 
Hさん、『もともと、銀行からメンテナンスした方が収益があがる、
     お金も貸しますからって話で始まったんだよ』

 
私   『じゃ、その銀行から借りたんですね。
     で、収益は本当にあがりそうですか?』

 
Hさん、『いや、その辺の計算はしてないんだ。
     銀行の見込み書ではよさそうだけど』

 
私   『ご自分で、投資シミュレーションした方が
     いいと思いますよ。しっかり計算してみると
     税引き後はキャッシュアウトしてるなんてこともありえます。』

 

これは、地方都市の1等地にテナントビルを所有する
資産家Hさんの話です。

 

銀行の仕事は、お金を貸して、利息で収益をあげることです。
しかし、リーマンショック以降、企業などへ怖くて
貸出しができなくなっています。

 

そこで、狙いをつけたのが、資産家で安心して
お金を貸せる、Hさんだったのだと思います。

 

こういった場合、銀行の持ってくる
シミュレーションは甘めの投資計画の
可能性が充分にありえます。

 
◆ 空室率の見込みが甘い

 
◆ 金利上昇への予測が低めに考えられている

 
◆ 修繕計画の予算が少ない

 
などなどです。

 
本当にしっかりシミュレーションしないと

 
 自分では気づかない間に

 
 『資産が増えていると思っていたら
  実は、資産を減らしていた
  銀行に利息を払うための投資していた。』

 
ということになりかねません。

 
第3者から持ち込まれた話ほど
慎重に投資分析する必要があります。

 

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不動産投資で成功する人と成功しない人の3つの違い

2013-03-23

◆年収、職業、学歴、年齢、不動産投資への熱意など
 同じような、AさんとBさんがいました。

 
 Aさん、Bさんともに、将来の収入に不安を感じ、
 同じ時期に不動産投資を始めました。

 
 しかし、それから5年後・・・・

 
◆Aさんは、5棟の不動産物件を所有し
 家賃収入も2000万円を超えました。

 
 それに対し、Bさんは、
 1棟しか購入できていません。

 
 それどころか、キャッシュフローも
 マイナスになり、物件を手放したくて
 しょうがない状況になっていたのです。

 

 Aさんと、Bさんの違いは何だったのか・・・

 
◆このAさんと、Bさんの話は
 フィクションです。

 
 ただ、現実でも、不動産投資が
 『順調な人』と『うまくいかない人が』
 存在します。

 

 多くの不動産投資の友人の話を聞いた中から
 成功している人のポイントがどこにあるのか
 考えてみました。

 

▼ 【1棟目を慎重に選択し2棟目以降の
   融資が受けやすい物件を選択する
  (収益上も、積算価格上も)】

 

  不動産投資を継続できている人は
  ”1棟目”によい物件を手に入れて
  いる人が圧倒的に多いです。

 
  1棟目にうまくいかないと、次の融資が
  厳しくなり、不動産投資を継続するのが
  困難になります。

 
  キャッシュフローがプラスなのは当然、
  購入価格より積算価格が高い物件を
  選択するのがポイントです。

 

▼ 【2棟目以降もキャッシュフローが
  プラスの物件を確保するとともに
  将来のキャピタルロスが生じにくい物件を選択する】

 

  2棟目以降も1棟目と同様に、
  キャッシュフロー、積算価格ともに
  チェックしながら物件選択をします。

 

  
  また、立地など、キャピタルロス(売却損)
  が生じにくいという条件も加味しながら、
  物件バランスをとっていきます。

 
▼ 【古い物件を、新しい物件に組み替えていく】

 
  不動産投資初期に購入して、古くなった為
  資産価値が下落しそうな物件を、売却し
  新しい物件との入れ替えを行います。

 
  この時に、新築物件などを組み入れ
  物件の若返りをはかり、資産バランスを
  整える選択肢もあります。

 

◆長年に渡って、不動産投資を
 続けている投資家は、ご紹介した
 流れを継続している場合がほとんどです。

 
 成功者の戦略を考えると、不動産物件、
 1件、1件、単独の分析だけをしていても
 長期的な成功が困難なことに気づきます。 

 
 戦略的に売却時期、購入時期を検討し
 収益性向上を図っていくことが重要になります。

 
 複数物件を所有している場合は
 すべての物件を合計して考え、
 10年、20年の投資計画を立てる必要があります。

 

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銀行では、どのように積算価格がきまるのか

2013-03-16

『こんな、積算価格では、銀行でマイナス査定だよ』
なんて話を不動産投資家同士したりします。

 

ただ、この積算価格、なかなかの曲者で
”銀行によって”評価の仕方がまちまちです。

 

例えば、A銀行では、RCの耐用年数が50年だったり
B銀行では、45年だったりします。

 

また、建物の平米単価も、
20万円で計算したり、
23万円で計算したりします。

 

築10年 500平米  
A 耐用年数 50年  単価23万円 
B 耐用年数 45年  単価20万円

 

で、積算価格を比較した場合

 
積算建物価格は
A 92,000,000円
B 77,777,777円

 
と1500万円近い評価額の違いがでます。

 
銀行融資がうまくいかずに
『なぜ?』とおもった場合には
積算価格計算の違いかもしれません。

 
土地に関しても、固定資産税評価額で計算するのか
路線価で計算するのかなど銀行によって
計算方法は違います。

 

土地の広さによっては、
こちらも数百万円~数千万円の違いがでます。

 

 

土地価格+建物価格で考える積算価格は
銀行によって、数千万円の違いがでます。
ただし、評価方法は、銀行の重要機密ですので
公表されることはありません。

 
友人の不動産投資家は、銀行と長い付き合いを
続けながら、査定の特徴をみつけています。
このあたりが”本当のノウハウ”と言えそうです。

 

 

 

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ご紹介、平均の退去期間は何年

2013-03-12

『ようやく、これで満室だ』

 

『すみません、来月で退去させてください。』

 

退去までの期間(解約率)は、
1年間で何%位引越しで出て行くか
という意味です。

 

5%、10%、15%・・・・・・・

 

どのくらいだと思いますか?

 

何と、

 

☆ 単身世帯で25%

 

☆ ファミリー世帯で20%

 

と言われています。

 

お~、結構高い%だと思われたんではないでしょうか?

 

20戸のワンルームマンションだとすると、
1年でそのうち5戸は引越していくということです。

 

つまり、4年で全員いなくなる計算になります。

 

退去割合が、比較的低いと思われている
ファミリー世帯でも20%なので、
5年後には同じ人が住んでいない計算になります。

 

こう考えるとゾッとしますよね。

 

ただ、この数値を頭に置いておくと、
投資分析の際に空き室率を考える参考になります。

 

また、平均の解約率より、人の出入りが激しい場合は
何か問題があるのかもしれないと、
疑問を持つきっかけになります。

 

逆に、平均的な退去年数よりも長く住んでいただける
ようならば、退去後も強気の家賃設定ができるかもしれません。

 

今回、ご紹介したような平均値を知っておくだけで
投資分析、判断をする際に、まったく違った視点で
考えることができるようになります。

 

どんなに優秀な賃貸経営をしていても、
退去があることを考えると
数%~10数%の空き室率は避けられません。

 

必ず、退去期間などに合わせた
不動産投資分析が必要になります。

 

 

 

 

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空室率には3種類あることをご存知ですか?

2013-03-03

空室率と聞いて
どの空室率を思い浮かべますか?

 

▼ 【時点ベース】

 

▼ 【賃料ベース】

 

▼ 【稼動ベース】

 

それぞれ説明すると

 

◆【時点ベース】

 

空室数÷総戸数x100

 

 

10室のアパートを経営
そのうち、3室が空室

 

この場合
3÷10=30%
時点ベース空室率30%ということになります。

 

一般的に考えられている空室率は
【時点ベース】です。

 

◆【稼動ベース】
(空室数x空室期間)÷(総戸数x稼動期間)x100

 


10室のアパートを経営
そのうち、2室が3ヶ月間空室

 

この場合、
(2室x3ヶ月)÷(10室x12ヶ月)x100=5%
稼動ベース空室率5%となります。

 

◆【賃料ベースの空室率】

 

(予定賃料ー実入金)÷予定賃料x100

 

10室 1室12万円で賃貸住宅を経営
この場合1ヶ月に満室で受け取る賃料は
12万円Ⅹ10室=120万円となります。

 

しかし、1室空室があったために
実際に受け取った賃料収入は
12万円x9室=108万円でした。

 

(120万円ー108万円)÷120万円

 

賃料ベースの空室率は10%となります。
全室同じ賃料の場合には、あまり意味のない
計算ですが。

 

部屋によって賃料が違う場合などは
賃料ベースの空室率で考えると、

 

15万円の部屋が1室空いているのと
7万円の部屋が1室空いているのでは
空室率が違ってきます。

 

◆不動産投資分析をする場合

 

一番最初の分析は、その地区の平均的な
【時点ベース】の空室率で分析し、

 

徐々に情報が増えたら、【稼動ベース】【賃料ベース】
と色々分析するといいと思います。

 

 

◆空室率と一言で言っても
3つも定義があります。

 

不動産投資は、本当に奥の深い
一生勉強が必要なものですね。

それだけに、楽しいのかもしれません。

 

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なぜ、インカムゲインの知識だけで投資するのは危険か?

2013-02-23

◆不動産投資に興味をもたれている方に聞くと

 

『インカムゲインの事は考えても、
 キャピタルゲインに関してあまり考えない』

 

 という方が多数いらっしゃいます。

 

 何度も、お伝えしていますが、

 

『不動産投資は、インカムで成功しても、キャピタルで
 成功しないとうまくいかない投資です。』

 

◆今日は、キャピタルゲインを考える上で
 重要な項目の『売却時の税金』について
 考えてみたいと思います。

 

 売却時の税金計算のルールは

 

▼譲渡所得(譲渡益)の計算

 

 譲渡所得額 =

 

 売却金額額-(購入価格+譲渡費用-減価償却費)

 

▼税金

 

 課税譲渡所得×税率

 

  税率は所有期間が5年を超える場合、20%(所得税15%住民税5%)
 所有期間が5年以下の場合、39%(所得税30%住民税9%)です。

 

5年を超えて保有した方が
 税金が少なくなります。

 

◆『アセットランクシミュレーター』を使って
 シミュレーションしてみると、

 

 取得費用 3000万円
 建物価格 1500万円
 売却価格 3000万円

 

 5年経過以前と5年経過後
 に売却した場合を検討してみます。

 

▼5年経過以前売却の場合 

 

 3000万円-(3000万円-75万円X5)=375万円

 

 375万円X39% =146.25万円

 

▼5年経過後

 

 3000万円-(3000万円-75万円X6)=450万円

 

 450万円X20% = 90万円

 

 1年間売却をずらすだけで

 

 146.25万円 - 90万円 =56.25万円
 も節税になります。

 

 短期譲渡の売却税は、本当に重いものだとわかります。

 

◆不動産投資をする場合、

 

 『インカムゲインの税金』『キャピタルゲインの税金』
 をしっかり考えた計画をたてなければいけません。

 

 今日、ご紹介した例のように、たった1年の違いや
 1%の違いが、収益結果に大きく影響します。

 

 色々な条件が複雑に絡み合って収益に影響します。
 物件購入前はもちろん、購入後も常にシミュレーションを
 続ける必要があります。

 

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不動産投資で収入を増やす為の秘密

2013-02-10

■不動産投資家ならば当たり前のように使う言葉
 『キャッシュフロー』

 

 ”知っていて当然の項目”も
 細かく分解していくと、
 面白いことに気づきます。

 

 キャッシュフローを分解してみると
 そのパーツは

 

 ◆ 家賃他収入

 

 ◆ 固定資産税、管理費など経費

 

 ◆ 元金支払いと利息支払い

 

 の3つのパーツにわけることができます。

 

■このパーツからキャッシュフローを導き出す式は

 

 『家賃他収入』-『固定資産税、管理費など経費』
 -『現金支払いと利息支払い』 = キャッシュフロー

 

 キャッシュフローは税金支払い前の本当の手取り額
 と言い換えることができます。

 

■分解してみるとわかる通り

 

 キャッシュフローを増やすには
 下記3つの方法しかないことに気づきます。

 

 ▼ 家賃他収入を増やす
 
   空室率を減らす
   家賃を上げる
   自販機などを置く 
   など
  
 ▼ 管理費など経費を減らす

 

   自分で管理する
   共用部分で電気代を削減する
   など

 

 ▼ 元金支払いと利息支払いを減らす  

 

   借入れ額を減らす
   金利を低くする
   支払い回数を増やす
   など
 

 キャッシュフローも、細かく分解していくと
 どこを増やして、減らせばいいかがハッキリわかります。

 

■『アセットランクシミュレーター』を使って
 シミュレーションする場合

 

 下記のような順番で思考回路を組み立てると
 キャッシュフローを増やす為の課題が
 見えやすくなります。

 

 ▼ 目的のキャッシュフロー額(増加額)を決めます。

        ↓

 ▼ 時系列入力画面を使って、目的のキャッシュフロー
   になるまで、家賃額をUP、金利を下げたりを繰り返します。
 
 (毎年違う数値を入れられるので、綿密な計画立案が可能です。)

        ↓

 ▼ 設定した家賃額、金利が現実に達成可能か判断します。

        ↓

 ▼ 達成可能そうならば、どのように達成するか施策を考えます。
  
        ↓

 ▼ 実行に移します。

 

■ただ、キャッシュフローを増やしたいと漠然と考えても
 どこに、どの程度手をつけたらいいかわかりません。

 

 色々なシミュレーションをすることによって
 ハッキリとした目標が見えてきます。

 

 『ゴールのない旅では、遠回りをする』だけです。

 

■物件購入前はもちろん、購入後もシミュレーションを
 繰り返す必要があることをお伝えするのは
 こうした理由からです。

 

 

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不動産投資物件売却価格を瞬時に計算する方法

2013-02-03

『ソフトの売却設定欄に家賃収入で割り戻す
という項目がありますがこの機能はどのように
使ったらいいのでしょうか?』

 

こんなご質問をいただきました。

 

この機能を使うと、

 

 ▼ 物件の現在価値の概算がわかる

 

 ▼ 見当をつけにくい10、20年後の
   売却価格を予想しやすい

 

 などが可能です。

 

『アセットランクシミュレーター』には
売却価格を決定する場合に

 

 ・ 売却価格を手入力する

 

 ・ 減価償却費分を引いた価格で物件価格を割り出す

 

 ・ 家賃収入で割り戻す

 

 の3つの方法があります。

 

 ご質問いただいた部分は
 3番目の方法についてです。

 

 

この方法を例を使って説明すると

 

  山下さんは、ネット関連事業で成功し
  その利益を元手に、

 

  2005年1月 横浜市中区に
  RC 築11年の物件を
  1億2千万円で購入しました。

 

  この物件の購入時、
  年間家賃収入 1080万円 満室
  表面利回りは9%でした。

 

  それから、15年間 山下さんは
  賃貸経営を続けました。

 

  しかし、15年後、ネット事業も成熟し
  事業を継続する為には、どうしても
  この物件を売却する必要がでてきました。

 

  この時点で、物件は老朽化もあり
  満室時家賃収入  920万円
  空室率も22%に達していました。

 

  山下さんは、
 『いくらだったらすぐに売却できるだろう』
  と悩みました。

 

  この時の物件周辺の平均利回りは
  都心部への人口流入により
  8.5%となっていました。

 

山下さんの売却価格を
 『よい場合』『普通の場合』『悪い場合』の
 3種類考えてみます。

 

 この時に便利なのが家賃収入で割り戻して
 考える方法です。

 

 平均利回りよりも、低い表面利回りで
 売却できそうな場合はマイナス

 

 平均利回りよりも、高い表面利回りでしか
 売却できない場合はプラスします。

 

・ 高い価格で売却できる場合を想定

 

  平均利回り8.5%-2%=6.5%

 

  920万円 X 78%(運営率) ÷ 6.5%
  =1億1千4十万円で売却可能

 

・ もっとも可能性の高い場合を想定

 

  平均利回り8.5%のまま割戻し

 

  920万円 X 78%(運営率) ÷ 8.5%
  =8442万円で売却可能

 

・ 低い価格で買い叩かれた場合を想定

 

  平均利回り8.5%+2%=10.5%

 

  920万円 X 78%(運営率) ÷10.5%
  =6834万円で売却可能 

 

この『良い場合』『普通の場合』『悪い場合』の
3つを想定して、それぞれのIRR,税引き後CFなど

投資効率を確認します。

 

その上で、投資を始める際に目標としていた
投資効率を下回らない価格で売却できるように

工夫する必要があります。

 

家賃収入で割り戻す方法は、売却を検討している物件と

似た物件の平均利回りをインターネット上で10件程度
調べるだけで売却価格を想定できる便利な方法です。

 

『アセットランクシミュレーター』では
家賃収入で割り戻すの欄に割り戻す利回りを
入力するだけで、

 

売却を考慮したIRR,税引き後CFなどが
瞬時で計算されます。

 

入力、計算ともに瞬時ですので
今回の例の3通りだけではなく
1%刻みに5通り計算することもストレスなく可能です。

 

 

不動産投資のローン年数を決める為のポイント

2013-01-24

『耐用年数よりも長いローン期間の物件を
 お持ちなのは融資に不利です。』

 

これは、不動産投資向融資を
やられていた方からお聞きした話です。

 

ここででてくる耐用年数とは、
”法定耐用年数”ではなく、

 

銀行が貸出基準にする
”経済耐用年数”のことです。

 

一覧表にまとめると
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

経済耐用年数          法定耐用年数
木造  20年           22年
軽量鉄骨 20年          27年 
鉄骨造  35年          34年
鉄筋コンクリート 40年      47年
鉄骨鉄筋コンクリート 45年    47年

 

*経済耐用年数は銀行によって+-10%程度の違いがある

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 

◆一番最初に書いた

 

 『耐用年数よりも長いローン期間の物件を
 お持ちなのは融資に不利です。』

 

 とは、経済耐用年数を超えて融資を受けると
 次の融資が受けにくくなるということです。

 

◆融資期間を延ばすことはキャッシュフローを
 増やすにはとても有効な方法です。

 

 例を上げると

 

 物件価格   60,000,000
 取得経費    9,000,000
 家賃額     500,000/月
 自己資金   15,000,000
 借入金    54,000,000
 元利均等  25年 3%
 築5年 軽量鉄骨

 

 この条件だと、
 【ローン年数25年】+【築年数5年】=30年で
 大きく経済耐用年数を超えてしまいます。

 

 この条件のキャッシュフローは
 年 1,727,112円です。

 

◆では、経済耐用年数以上にならない
 借入期間 15年のキャッシュフローは
 どのくらいになるでしょうか?

 

 ネット収入が4,800,000円に対し
 元利返済額が4,474,968円
 返済率93%

 

 キャッシュフローは、
 何と、5分1以下の
 325,032円になってしまいます。

 

◆借入れ期間がいかにキャッシュフローに
 影響を及ぼすかお分かりいただけると思います。

 

 お話をお聞きした元銀行融資担当者さんによると

 

 『1棟目のローン期間が経済耐用年数を超えた
 おかげでプラスキャッシュフローになる物件では
 2棟目の融資に大きな影響を及ぼす』

 

 そうです。

 

◆ただ、ローン期間を短くしてキャッシュフロー額が
 極端に少ないようでも空室リスクなどが高まるばかりです。

 

 どの程度のローン年数がキャッシュフローと
 次の融資を考えた場合によいバランスか
 じっくりとシミュレーションする必要があります。

 

 

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不動産投資計画に役立つ72という数字

2013-01-19

『世界でもっとも強い力(=force)は、複利だ』

 

『複利とは人類が発明したもっとも驚くべきものだ』

 

この2つ、相対性理論で有名な
アインシュタイン博士の言葉です。

 

▼ちなみに複利とは

 

100万円を5%の利子で預金したとすると

 

1年目  100万X5% = 105万円

2年目  105万X5% = 110万2千500円

3年目  110万2千500X5% =115万7千625円

 

という風に、毎年受け取る利息が増えていく状態をいいます。 

 

▼この複利を考える際に便利な数字が72です。

 

資産を倍に増やしたいと思った時に72を
思い出すだけで簡単に目標利回りを決められます。

 

どのような式かというと

 

期間(年) X 金利(%) = 72

 

例えば、5年で100万円を200万円にしたい場合は

 

72÷5=14.4  

 

14.4%で運用すればOKということです。

 

7年間の場合は

 

72÷7=10.28%

 

となります。

 

何年後に、手元資金をいくらにしたいか
明確にするだけで目標利回りを計算できます。

 

ちなみに、4倍は144 8倍は216を
当てはめれば計算できます。

 

▼投資をする場合

 

1 運用額を決める

 

2 運用したお金を何年後までに
  いくらにしたいか決める

 

3 その為に必要な利回りを決める

 

1 ⇒ 3の順序で考えます。

 

不動産投資で物件を決める際にも
1⇒3の順番で決めた目標利回りに
近い利回りの物件を探すことになります。

 

ただし、この際の利回りは、
表面利回りではなくIRRのことです。

 

出口(売却)まで考慮した利回りで
考える必要があります。
どんなに、家賃収入があっても売却損がでれば
目標利回りを達成することはできません。

 

▼不動産投資をする場合には

1 目標の運用利回りを決める

   ↓

2 その利回りが達成できる物件か
  しっかり不動産投資分析する

 

ことが重要です。

 
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