クラウド型不動産投資ツール アセットランクシミュレーター 2009年から5,006人以上の投資家さん、大家さんにご利用いただいています。投資検討(利回り・キャッシュフロー・返済分析等)から売却戦略(IRR・売却キャッシュフロー等)迄のトータルなシミュレーション・分析・管理を行える不動産投資ソフトです

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不動産投資ブームは再来するのか

2014-11-15

~この記事は2014年8月の記事です。~

 

最近、不動産屋さんと話していると
皆さん、今後、売買が増加していくという
感覚を持っているようです。

 
大きな理由の一つは、来年の消費税増税前の
駆け込み需要です。

 
ただ、それだけではなく、2008年のリーマンショック以降の
停滞の流れが大きく変わってきたこともあるようです。

 
もし、これから不動産投資ブームが起こるとしたら
どんな傾向になるのかを予測すると

 
まず、過去の不動産投資ブームを分析すると

 
▼ 1986年~1991年

 
 売却益を狙う投資スタイル

 
 インカムゲインはマイナスでも
 キャピタルゲインで回収して収益を稼ぐスタイル

 
▼ 2003年~2008年

 
 家賃収入で稼ぐ投資スタイル

 
 キャピタルロスの発生を
 インカムゲインで補って収益を稼ぐスタイル

 

こんな傾向でした。

 
さて、では、これから不動産投資ブームが
再来する場合、どんな傾向になるのかを考えてると

 
▼ 201?年~201?年

 
 資産を防衛する投資スタイル

 インフレによる資産価値下落
 を防衛する為に不動産へ投資するスタイル

となりそうです。

 

インフレ率を大きく超えるような
キャピタルゲインもインカムゲインもなく

 
『収益を稼ぐ』というよりは『資産を防衛する』
目的で投資が行われていきます。

 
違う表現をすれば、現金などインフレに弱い資産を
インフレに対抗する力のある不動産に変える目的で
不動産投資をするということです。

 
不動産投資ブームは周期的にやってきます。

 
過去2度の不動産投資ブームもそうですが
そのブームで得をした人は

 
『ブームの初年度、2年目に投資を開始した人』

 
です。

 
ブームが始まってから気がつき
最後の2年間に投資を始めた人で
大きく得した人は少数です。

 
ブームがやってくるのか、やってこないのかは
ハッキリ分かりません。

 
これから状況をしっかり確認していく必要はありますが
このメルマガが変化しつつある状況に
気がつく為のヒントになればと思います。

 

国土交通省発表の不動産投資計画にかかせない情報

2014-11-08

不動産投資を続けるのに
将来避けられないものに
『修繕費』があります。

 
修繕費は物件を購入した時点では
どの程度かかるかわかりません。

 
しかし、修繕費を考えないで投資した場合
修繕費の影響で

 

 ◆マイナスキャッシュフロー

 
 ◆利回り低下

 
 ◆資金繰り悪化

 
 となりかねません。

 
 そこで投資前に修繕費の概算を
 把握するのに便利なのが

 
 国土交通省が発表している
 不動産市場データーベース内にある

 

      
 1㎡あたり修繕費です。
     ↓ 
 http://tochi.mlit.go.jp/tocchi/fudousan_db/index_333d.html#G21_333d100

 
 このデーターは、1年間に1㎡あたり
 どの程度修繕費がかかるかを表したグラフです。

 
 例えば、500㎡の建物で不動産投資
 しているとします。

 
 平均値の単価1000円/㎡
 を参考に計算すると、

 
 500㎡x1000円=500,000円

 
 年間500,000円は修繕費として
 考えておいた方がいいという参考値がでます。

 
 毎年500,000円を修繕費として考慮して
 収益シミュレーションすることで
 より精度の高いシミュレーションが可能になります。

 
 不動産市場データーベースを参考に
 『修繕費』を考慮した収益シミュレーションを
 お試しください。

 

大家さんが注意して確認する必要がある項目

2014-11-02

不動産投資を考えた際には、
ついリターンについてばかり考えがちです。

 

しかし、大家業を長く続けていくには
リスクコントロールをしっかりしていくことが重要です。

 

リスクが高まっていないかを一目で確認できる
便利な指標が、何度かご紹介しているDCRです。

 

▼DCRとは(Debt Coverage Ratio)
    

 

 『ネット収入 (経費を引いた実質収入)
    / 支払額(元金+利息の返済額)』

 

 年間ネット収入を年間の元利返済額(ADS)で割り出した数値です。
 不動産投資によるリスクを回避するための指標です。

 

 ローン返済額の何倍ぐらいの実質収入があるかを判断できます。
 投資計画における安全性を確認する大きな目安となっています。
 この数値は高い方がより安全性が高いと判断できます。

 

大家業が破綻をむかえる時は

 

『収入 < 銀行への支払』

となった時です。

 

DCRは、収入が支払額の何倍あるかを表した指標です。

 

DCR = 1.1ならば、破綻まで10%の余裕
DCR = 1.2ならば、破綻まで20%の余裕

 

という表現ができます。

 

例えば、DCRが1.1の物件を持っている場合
ネット収入が11%減るか、支払額が11%減ることで
破綻につながってしまいます。

 

つまり、現状より空室率が10%以上増えれば
即危険信号となります。

 

即破綻する危険性の少ない
DCR水準は、最低でも1.2以上

 

できる限り1.3以上の水準を目標とする必要があります。

 

DCRを確認することでリスクコントロールを
することは、賢い大家さんにとっての必須項目です。

 

不動産投資を成功に導く為に絶対必要な情報

2014-10-25

最近、不動産投資に大きな影響を与える
気になる報道されています。

 

それは、長期金利(10年物国債金利)
についての報道です。
5月の長期金利の推移を見ると

 

日付   10年債

 

5月1日  0.59%
5月2日     0.56%
5月7日     0.595%
5月8日     0.59%
5月9日     0.59%
5月10日     0.69%
5月13日     0.79%
5月14日     0.845%
5月15日     0.85%
5月16日     0.84%
5月17日     0.795%
5月20日     0.84%
5月21日     0.88%
5月22日     0.885%
5月23日     0.835%
5月24日     0.845%
5月27日     0.83%
5月28日     0.905%
5月29日     0.935%
5月30日     0.89%
5月31日     0.86%

 

1ヶ月で約0.3%上昇しています。

 

国債金利上昇の理由の1つは
将来の物価上昇を織り込みだしたということです。
安部政権や日銀は2年後に2%の物価上昇を目指しています。

 

この目標が達成された場合のことを織り込みだしたと
考えられます。

 

長期金利と聞くと、自分には関係なさそうですが
投資家や大家さんには大きな影響があります。

 

民間の調査会社の試算では

 

物価が2%上昇することで
現在1%程度の長期金利が3%程度になる
と考えられています。

 

長期金利の上昇は、銀行からの借入金利に直結します。
単純に考えれば、長期金利の2%上昇は、銀行からの

 

借入金利を2%押上げることになります。
この影響を、5,000万円の借入で考えると

 

【金利 2%】
   ↓
https://www.assetrank.com/simulator/OpenSourceSim.aspx?a=3E26F701D9CEBEF3A548894399EAA06947E7B031

 

【金利 4%】
   ↓
https://www.assetrank.com/simulator/OpenSourceSim.aspx?a=3B6BE35BB5278ADF18C20A0F70A467CE74E74404

 

比較して分かるように

 

投資開始当初の利息支払額は

 

2%の比較して4%は約2倍
元利支払総額(年)の比較では50万円程度違います。

 

2%の時は投資として成り立っていた物件も
4%になると投資として成立しない可能性が十分にあります。

 

アベノミクス効果で資産価値の上昇ばかりに
目が向けられがちです。

 

しかし、その裏で進む可能性がある
金利上昇には十分注意が必要です。

 

ぜひ、10年物国債の推移を注視してください。

 

【参考 10年物国債チャート】
     ↓
http://www.bloomberg.co.jp/apps/cbuilder?T=jp09_&ticker1=GJGB10%3AIND

 

銀行はこんな物件には融資しない

2014-10-18

今日は、銀行の融資について書きます。

 

結論から書くと

『DCRが1.2を下回った物件には融資しません』

 

DCRとは(Debt Coverage Ratio)
    

 
 『ネット収入(年) / 支払額(年)』

 

 年間ネット収入を年間の元利返済額(ADS)で割り出した数値です。
 不動産投資によるリスクを回避するための指標です。

 

 ローン返済額の何倍ぐらいの実質収入があるかを判断できます。
 投資計画における安全性を確認する大きな目安となっています。
 この数値は高い方がより安全性が高いと判断できます。

 
銀行が融資する際に考えることは

 

『とにかく、絶対にとりっぱぐれないようにする』
ということです。

 
DCRが1.2を下回るような物件だと

 

・ わずかに空室率が増えて家賃収入が減った

 

・ わずかに金利が上がって支払額が増えた

 

というだけでデフォルトのリスクが高まります。

 

私たち投資家は、とかくリターンのことばかり
中心に考えます。

 

しかし、銀行はリスク(デフォルト)を
いかに回避するかを中心に考えます。

 
このギャップが融資を受ける際の大きな壁となります。

 
銀行の立場になって、投資の説明をするならば

 
『この物件(わたし)はいかにデフォルトの
 リスクが低くしっかり返済しますよ。』

 
という視点に立つ必要があります。

 
投資の全期間でDCRが1.2以上であることは
不動産投資を考える上で必須といえます。

 

 

 

DCRを考慮したシミュレーションも可能な
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銀行が融資をする際の条件

2014-10-11

収益シミュレーションをすると
しっかり収益がでるのに、

 

融資の申し込みをしても、銀行から
まったくいい返事がもらえない。

 
こんな経験をされたことがあるかもしれません。

 

こんな場合の融資を受けられない原因の1つは
『シミュレーションの設定条件がずれている』
ことです。

 

不動産投資シミュレーションをする場合
取得の諸費用、固定資産税など維持費用は
投資する直前まで分からない場合が多いです。

 

 

また、空室率などについても、未来を予測するのは
非常に困難(まず不可能)です。

 

つまり、融資の申し込みをする時点では
概算でしかシミュレーションができないということです。

 

この概算で入れるシミュレーションの設定条件が
ずれているといい物件と思っても、

 

銀行のシミュレーションの設定条件と大きくずれて
うまく融資を受けられない可能性があります。

 

では、どのような設定条件でシミュレーションをする
といいのかを書くと

 

◆ 物件取得費用 → 物件価格の7~10%

 

◆ 維持管理費  → 家賃の15~20%

 

◆ 空室率    → 15~20%

 

◆ ローン年数  → (法定耐用年数-築年数より短い年数)

 

◆ 金利     → 3~4%

 
この範囲内ならば、銀行のシミュレーション条件と
大きくずれる可能性は低いです。

 

細かい条件は銀行の内部でしか分からない為
上の数値のできるだけ厳しい条件で
シミュレーションをすることをお勧めします。

 

できるだけ厳しい条件で計算して
DCRがある一定以上の数値であれば
融資を受けられる可能性が高まります。

 

DCRの詳細について、次回メールに続けます。

 

 

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大家さんに影響を与える金利上昇のタイミング

2014-10-04

不動産投資を続けるにあたって
長期金利の上昇は大きな影響を与えます。

 
長期金利に大きな影響を与えるのが
国債の金利です。

 

国債の金利は、日銀の異次元緩和で
現状は、非常に低くなっています。

 
しかし、2~3年後に大きな変化点を
むかえる可能性があります。

 
つまり、金利が上昇の局面に変わっていく
ということです。

 
その理由は、現在、金利が低下している
主な理由を考えると分かります。

 
金利低下の理由は

 
・ 日銀が国債を積極購入
    ↓
・ 国債需要が増加
    ↓
・ 国債価格上昇
    ↓
・ 金利低下

 
ということが起こっているからです。

 
日銀が国債を積極購入している理由は

 
『インフレ目標2%を達成するため』
です。

 
金利の大きな転換点は、この目標の達成に
目処が立った時の可能性が高いです。

 
もし、目標を達成した場合、
日銀は国債を積極的に購入する理由を失います。

 
さらに、インフレを2%以上にしない為に
国債を購入できなくなる可能性もあります。

 
こうなると

 
・ 日銀の国債購入量低下
    ↓
・ 国債の需要低下
    ↓
・ 国債価格下落
    ↓
・ 金利上昇

 
現在と逆の回転を始めます。

 
逆の回転を始めると
急激に金利が上昇する
可能性があります。

 
ポイントは

 
・ インフレ目標が達成されるタイミング

 
・ 日銀の国債購入への姿勢

 
です。

 

金利の変化に敏感になることは
大家として生き残る為に非常に重要です。

 

 

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これから2年間の不動産投資

2014-09-28

———-この記事は2013年4月の記事です。———-

 

今後、2年間は不動産投資をする
タイミングとしてどうなのか?

 

ご存知のように、日銀が量的緩和を発表してから
長期金利が低下しています。

 

『量的緩和 = お金の供給が増える = お金の価値下落』

 
当然

 
『お金の価値下落 = 金利低下』

 
となります。

 
また、今回の量的緩和の主な方法が
長期国債の購入で行われることで
国債金利も低下します。

 
『国債金利低下 = 借入金利低下』

 
になります。

 
利息支払額が減る、金利の低下は
不動産投資にとって、大きなメリットです。

 
銀行が2004年~2006年頃の物件価格を
越えるような貸出しをするように
なることはありませんが、

 
ここ、4,5年の中では借入しやすくなる
可能性が高いです。

 
不動産投資にとっては、追い風の2年間に
なりそうです。

しかし、2~3年経過した後のことを
しっかり、考えておく必要はありそうです。

 
そのタイミングで金利に変化が起きるかも
しれないからです。

 
その変化については、次回のメールにてお伝えします。

 

 

 

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大家業、最大のコストは何か

2014-09-20

一般的な事業で損金計上できるものも
大家業では損金計上しにくいものが多いです。

 

 

つまり、収益の多くが
税金を支払う所得対象になります。

 

 

節税しにくいという、このような点からも、
大家業の最大のコストは『税金』と言えます。

 

 

不動産投資のシミュレーションを
税金支払額の違いに着目して行うことは重要です。

 

 

税金支払額の違いに着目して行うシミュレーションとは

 

 

・ 不動産投資の収入以外の収入が
  税金にどのように影響を与えるか

 

 

・ 青色申告と損金繰越控除が税金に
  どのような影響を与えるか

 

 

・ 法人化が税金にどのような影響を与えるか

 

 

の3つが主な着目点です。

 

 

例えば

 

 

・ 不動産投資の収入以外の収入が
  税金にどのように影響を与えるか

 

 

の視点で投資シミュレーションをすると

 

 

【この不動産投資以外の課税所得が500万円】
       ↓
https://www.assetrank.com/simulator/OpenSourceSim.aspx?a=55E4191E27EAF9852CCD0AF224AE8540D925C64D

 

 

【この不動産投資以外の課税所得が1,000万円】
       ↓
https://www.assetrank.com/simulator/OpenSourceSim.aspx?a=FF7E5F4740C6E557D28C3F45984ECC6FCA0FE540

 

 

10年で150万円近く
課税所得が1,000万円の方が
税金支払額が多くなります。

 

 

同じ手間をかけ、同じリスクをおっても
これだけの理由で収益性に違いがでます。

 

 

このように税金が不動産投資に与える
影響は大きいです。

 

 

投資する前には

 

 

・ 不動産投資の収入以外の収入が
  税金にどのように影響を与えるか

 

 

・ 青色申告と損金繰越控除が税金に
  どのような影響を与えるか

 

 

・ 法人化が税金にどのような影響を与えるか

 

 

この3つの視点でシミュレーション比較を
することをお勧めします。

 

安全性と収益性の両方を改善する方法

2014-09-15

安全性と収益性は多くの場合
相反関係にあります。

 

 

収益をあげようとすると安全性が下がり
安全性をあげようとすると収益性が下がる

 

 

多くの場合、このような関係にあります。

 

 

しかし、ある方法は、安全性と収益性の
両方を改善することができます。

 

 

その方法は

 

 

『繰上返済』です。

 

 

繰上返済をすることで

 

 

・ 借入総額が減少して安全性が向上

・ 利息支払額が減少して収益性が向上

 

 

します。

 

 

【繰上返済なし シミュレーション結果(例)】
       ↓
https://www.assetrank.com/simulator/OpenSourceSim.aspx?a=C9E9AE8D82A8BE3633D7E980BA9A46D3BD0E9231

 

 

【繰上返済あり シミュレーション結果(例)】
       ↓
https://www.assetrank.com/simulator/OpenSourceSim.aspx?a=0B0FD9438295E7B59FA93458EA58A815C31AEA58

 

 

比較すると、繰上返済することで短期的には
キャッシュアウトしますが、
長期的には、収益性が高くなっていることがわかります。

 

 

また、返済期間も5年間短縮されています。

 

 

もし、再投資の予定のない資金がある場合は
繰上返済を上手く利用するのはおすすめです。

 

 

借入条件、繰上返済額、繰上返済のタイミングによって
シミュレーション結果が大きく異なります。

 

 

ぜひ、繰上返済シミュレーションをして
確認していただきたいのは

 

 

・ 安全性の指標LTV(借入金割合)の推移
  (グラフ表示画面で確認可能)

 

 

・ 集計製の指標自己資金の回収率の推移
  (収支詳細画面で確認可能)

 

 

がどのように変化していくかです。

 

 

繰上返済という選択肢が、どの程度プラスに働くか
確認してみてください。

 

 

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