クラウド型不動産投資ツール アセットランクシミュレーター 2009年から5,070人以上の投資家さん、大家さんにご利用いただいています。投資検討(利回り・キャッシュフロー・返済分析等)から売却戦略(IRR・売却キャッシュフロー等)迄のトータルなシミュレーション・分析・管理を行える不動産投資ソフトです

不動産投資シミュレーションソフト「アセットランクシミュレーター」 > メルマガ・ブログの人気記事 > Page 31

Archive for the ‘メルマガ・ブログの人気記事’ Category

不動産投資は本当に美味しい投資か?

2015-02-14

『不動産投資って本当に美味しい投資ですか?』

 
この質問をある視点から考えてみます。

 
ある視点とは

 
『国債利回り』です。

 
国債10年物の利回りは
変動はありますが“約1%”程度です。

 
国債は、表向き“絶対安全?”
な資産ということになっています。

 
“絶対安全?”なことになっている
国債と不動産投資の利回りを比較することで

 
『不動産投資って本当に美味しい投資ですか?』
について答えます。
 
不動産投資の表面利回りは
全国平均約9.7%です。

 
この利回りを国債と比較すると
利回り差は約8.7%です。

 
同額を運用した場合
約8.7%不動産投資の方が
多く資産が増えることになります。

 
10,000,000円を10年間
それぞれ複利で運用した場合

 

 
10年後には約1400万円も
不動産投資の方が資産増加します。

 
これだけ見ると

 
『お、やっぱ不動産投資は美味しいや』
ということになります。

 
しかし、もうお気づきのように
不動産投資はここから
色々考えることがでてきます。

 
・ 維持管理費
・ 空室
・ 家賃下落
・ 修繕費
・ 固定資産税
・ 運用の手間

 
などなど煩わしいことを
色々考える必要があります。

 
実は、このリスクを織り込んでいるからこそ、
全国平均9.7%と国債比較で
約8.7%高い利回りになっているわけです。

 
このリスクを加味しても
不動産投資を選択した方が
美味しいかを考える必要があります。
 
『不動産投資って本当に美味しい投資ですか?』

 
の答えを考えると

 
・ 維持管理費
・ 空室
・ 家賃下落
・ 修繕費
・ 固定資産税
・ 運用の手間

 
リスクをしっかり管理できれば
美味しい投資という答えになります。
 
次回、不動産投資のリスクを
考えた上で国債とのリターン比較をします。

インフレ時代に生き残る為の不動産投資

2015-02-07

今日はインフレ時代の不動産投資の
ポイントについて書きます。

 
インフレ時代の不動産投資の
イメージをグラフで表すと

 

▼ 物件価格→上昇

 
▼ 家賃→上昇

 
▼ 金利→上昇

 
すべて上昇します。

このような上昇が起こるインフレ時代を
生き残る為のポイントは

 
■『金利上昇で増えた支払いを家賃上昇で補えるか』

 
■『インフレ率を超える家賃上昇、物件価格上昇になるか』

 
の2点です。

 
■ 金利上昇 > 家賃上昇

 
■ インフレ率 > 家賃上昇・物件価格上昇

 
となってしまった場合は

 
最悪は『破綻』となりかねません。
 
また、デフレ時代からインフレ時代へ変化する中で
一番恐ろしいのは

 
『金利の急激な上昇に家賃上昇がおいつかず
キャッシュフローがマイナスになる』

 
ことです。

 
特に、インフレの始まったばかりの局面では

 
『家賃上昇より金利上昇の方が早い』
可能性が高いです。

 
ただし、金利上昇と家賃上昇が大きく乖離する
期間がずっと続くわけではありません。

 
その乖離した期間にキャッシュフローが
マイナスにならなければ生き残ることができます。

 


その為に今から

 


『金利が何%まで上昇してもキャッシュフローが
プラスでいられるのか』

 


について知っておく必要があります。

 


インフレの始まったばかりの局面では

 


『家賃上昇より金利上昇の方が早い
可能性が高い』

 


ことを頭に置いて、不動産投資戦略を
検討する必要があります。

 

 

お金持ちを目指すなら必須の知識2

2015-01-31

前回のメールで、上図を使って

 
お金持ちかどうかは

 
『バランスシートの大きさではなく
自己資金(純資産)の大きさが重要』

 
ということをお伝えしました。
 
今日は、将来お金持ちになるのは
Aさん、Bさんどちらかについて書きます。

 

今度のポイントはバランスシートの
下に書いてある

 
『キャッシュフロー』の部分です。

 
この金額が大きいほどお金持ちになります。
 
AさんとBさんを比較すると
同じ100万円です。

 
つまりこの点でも現在は
AさんとBさんは同等のお金持ちです。
 
ただ、将来的にBさんのローン返済が
終わるとキャッシュフローが格段に増加し
Bさんがお金持ちになります。
 
ただそれには

 
・ 安定してローン返済できる

 
・ 家賃変動がない

 
・ 金利上昇などでローン返済額が増加しない

 
などの条件があります。
 
お金持ちかどうかを決める重要な要素は

 
『家賃収入多さ』『バランスシートの大きさ』
ではなく

 
『自己資金(純資産)の大きさ』
『キャッシュフローの大きさ』

 
だということがわかります。

 


不動産投資を続ける際にも

 


『自己資金(純資産)の大きさ』

『キャッシュフローの大きさ』

 


に視点を置いて投資戦略を考えることは重要です。

 

 

お金持ちを目指すなら必須の知識

2015-01-24

上の図は、Aさんは借入(レバレッジ)なしで不動産投資を
した場合のバランスシートです。

 

 

Bさんは借入(レバレッジ)ありで不動産投資を
した場合のバランスシートです。

 

 

大きく違うのはバランスシートの“大きさ”です。

 

 

Bさんの方が3倍大きいです。

 

 

不動産投資の本なので
『資産○億円』と書かれているのは
この大きさを表したものです。

 

 

では、現時点でAさんよりBさん方が
お金持ちなのでしょうか?

 

 

実は、そんなことはありません。

 

 

注目すべきポイントは
自己資金1000万円の部分です。

 

 

お金持ちかお金持ちでないかは
この部分が大きいか小さいかが重要です。

 

 

現時点では同額ですので
AさんとBさんは同等の
お金持ちということになります。

 

 

お金持ちかどうかは

 

 

『バランスシートの大きさではなく
自己資金(純資産)の大きさが重要』

 

 

ということです。

 

 

では、AさんとBさんどちらが
今後お金持ちになるのか?

 

 

この疑問については次回のメールで書きます。

不動産投資の成功にキャッシュが大事な4つの理由

2015-01-18

『不動産投資で成功したいと思ったら
投資から出たキャッシュを
使わないで貯めておくことが大切だよ』

 

不動産投資で成功されている方は
たいてい、こんな話をします。

 

その理由は
1、 次の不動産投資をする資金とする為
2、 修繕など有事に備える為

 

などが考えられます。

 

1は攻めの為の準備です。

 

いい物件を見つけた場合に
現金があることで人より有利に投資できます。

 

2は守りの為の準備です。
現金の準備がなく、消費者金融で修繕費
を借りたという笑えない話を聞いたことがあります。

 

そして、もう1つの理由は

 

不動産投資の弱点を補う為です。

 

不動産の弱点の1つは
『流動性が低い』点です。

 

流動性が低いということは
何かの理由で現金が欲しくても
物件を現金に換えにくいということです。

 

 

 

そこで、流動性の高い現金を貯めておく
ことで資産のバランスがよくなります。

 

バランスがよくなることで
変化(金利上昇など)に対応しやすい状態になります。

 

 

 

不動産投資を始めたばかりの頃は
現金の比率を高めるのは難しいと思います。

 

 

 

しかし、物件から安定的に収益を生む状況になってきたら
現金を現金のまま貯めておく比率を高めて
安定した資産バランスを保つことを検討する必要があります。

 

 

不動産投資を成功に導くシミュレーションのポイント

2015-01-11

「不動産投資シミュレーションもポイントを
とらえて行わないと無駄が多いです。」

 

 

不動産投資シミュレーションをする場合
将来の変化がどの程度収益に影響を与えるか
確認する為に

 

 

▼ 空室率

 

 

▼ 金利

 

 

▼ 家賃

 

 

などの将来必ず変化する項目を考慮しながら
シミュレーションすることが必要です。

 

 

この時の注意点は

 

 

『変化させる項目を1つずつにする』
ことです。

 

 

例えば

 

 

◆ 10年後に金利を2%あげる

 

 

◆ 空室率を20%にする

 

 

◆ 家賃を10%下げる

 

 

などを考えてシミュレーションをする場合

 

 

◆ 10年後に金利を2%あげる だけをする

 

 

◆ 空室率を20%にする だけをする

 

 

◆ 家賃を10%下げる  だけをする

 

 

など1つのポイントだけを変化させて
シミュレーションをすることが大切です。

 

 

これを一気に変化させてシミュレーションすると
どの変化で、どの程度の影響があるかが
わからなくなってしまいます。

 

 

1つずつ変化させることで
どのポイントの影響が大きいかを
はっきり確認できます。

 

 

ポイントがハッキリすれば
影響の大きなポイントに的を
絞って対策を検討できます。

 

 

シミュレーションをする1つの大きな理由は

 

 

「起こりうる変化を予測して、その為の準備をしておく」

 

 

ことです。

 

 

変化による影響をしっかり予測するには

 

 

『変化させる部分を1つずつにして』

 

 

シミュレーションすることが重要です。

 

 

不動産投資の魅力は3億円の物件が2.5億円で手に入ること

2015-01-01

不動産投資の魅力はこんな所
にあるのかもしれない。

 

 

と思える話がありました。

 

某仲介会社

『2.5億円の指値が通りました』
この物件、売主は『3.1億円』の売却価格を提示していました。

 

ところが、買主の指値は『2.5億円』

 

某仲介会社は、
躊躇せずに指値したそうです。

 

その理由は

 

 

1.収益還元法上 3.1億円は高く
2.7億円程度が妥当な価格だったこと

 

 

2.積算価格上も3.1億円は高く
銀行からの借入を考えるとこの価格で
購入する投資家がいる可能性が低かったこと

 

そして、最後の理由は

 

 

売主は相続の関連で現金化を急いでいる
状況を理解していたこと

 

 

です。

 

株などの市場価格がハッキリしている
投資と比較すると

 

 

不動産投資は時期、売主の状況、銀行の融資姿勢
など個別の理由で大きく価格が変動します。

 

物件を安く購入するには
収益還元法・積算価格・相場的価格法
でしっかり物件の査定をする

 

 

+α

 

 

売主の状況を把握することで有利に
投資できる可能性が高まります。

 

今回の物件のシミュレーションを行ってみましたが
かなりのキャッシュフロープラスでした。

 

不動産投資の魅力の1つは色々な条件をしっかり精査
することで、ライバルの投資家よりも安く投資できる
可能性があることだと分かる事例でした。

 

 

RC物件に投資した場合の注意点

2014-12-20

RC物件に投資した場合
必ず注意したい点があります。

 

 

今日は、具体的な例をあげながら
RC物件に投資した場合の注意点を書きます。

 

 

物件は

 

 

取得年度       2007年
物件購入価格    100,000,000円
建物価格     40,000,000円
土地価格     60,000,000円
自己資金     10,000,000円
借入金      98,264,500円

 

 

物件取得費用      8,264,500円

 

 

ローン支払方法    元利均等返済
ローン年数    30年
ローン金利    2.5%

 

 

物件構造 RC造
築年数    10年

 

 

収入(年)
9,999,996円

 

 

表面利回り
10.00%

 

 

管理維持費合計
2,179,992円

 

 

実質利回り
7.82%

 

 

ネット収入(年)
7,820,004円

 

 

不動産投資以外からの収入は
800万円程度で課税所得 500万円

 

 

さて、この投資をした場合
今年(2013年)の

 

 

税引き後キャッシュフロー
1,287,677円です。

 

 

税金を払っても130万円近く
お金が残ります。

 

 

悪くないですよね。

 

 

さて、ここからがRC物件に
投資する場合の注意点です。

 

 

来年~2030年までの
税引き後キャッシュフローを
確認すると注意点がよくわかります。

 

 

2014  1,108,348円
2015  1,085,746円
2016  1,062,476円
2017  1,038,522円
2018  1,013,861円
2019   988,474円
2020   962,339円
2021   935,434円
2022   907,739円
2023   879,230円
2024   849,882円
2025   819,672円
2026   788,576円
2027   756,568円
2028   723,622円
2029   689,712円
2030   654,810円

 

 

『え~、毎年減ってるなんで?』

 

 

これが、RCに投資した場合の
典型的な例です。

 

 

理由は

 

 

◆ 減価償却費の減少 ↓

 

 

◆ 元金支払分の増加  ↑

 

 

◆ 減価償却費 = 経費対象

 

 

◆ 元金支払分 = 課税対象

 

 

つまり、税金支払が増えるために
税引き後キャッシュフローが
減っているということです。

 

 

減価償却費の
2011年~2030年の推移をみると

 

 

2011 1,379,487円
2012 1,318,803円
2013 1,318,803円
2014  769,231円
2015  769,231円
2016  769,231円
2017  769,231円
2018  769,231円
2019  769,231円
2020  769,231円
2021  769,231円
2022  769,231円
2023  769,231円
2024  769,231円
2025  769,231円
2026  769,231円
2027  769,231円
2028  769,231円
2029  769,231円
2030  769,231円

 

 

元金支払分の
2011年~2030年の推移は

 

 

2011  2,462,024円
2012  2,524,285円
2013  2,588,121円
2014  2,653,570円
2015  2,720,674円
2016  2,789,477円
2017  2,860,018円
2018  2,932,344円
2019  3,006,498円
2020  3,082,528円
2021  3,160,481円
2022  3,240,403円
2023  3,322,345円
2024  3,406,364円
2025  3,492,506円
2026  3,580,825円
2027  3,671,379円
2028  3,764,224円
2029  3,859,415円
2030  3,957,014円

 

 

このように、

 

 

経費化できる
『減価償却費減少↓』

 

 

課税対象となる
『元金支払分上昇↑』

 

 

する為、年々税金支払いが増えていきます。

 

 

基本的に、RCへの投資は同じ動きになります。

 

 

この点を十分にシミュレーションした上で
RCへの投資準備をする必要があります。

 

 

また、長期的な視点では、

 

 

◆ 物件の入れ替え

 

 

◆ 物件の売却

 

 

なども考える必要があります。

 

 

このような視点からも出口を考えながら
不動産投資を進めることは重要です。

 

 

固定金利で借りるべきかを判断する方法

2014-12-14

会員の投資家さんから、こんなご質問をいただきました。

 

 

Sさん

 

 

『1億円の借り入れを起こそうと思っています。
その場合に、変動金利と10年固定金利で
借りるのはどちらが得でしょうか?

 

ちなみに、元利均等 25年返済
変動 2.1% 固定 2.9%が条件です。』

 

 

固定金利、変動金利のどちらで借入するかを
検討する際に考え方が参考になると思い
メールでご紹介します。

 

 

『アセットランクシミュレーター』の
ローン計算表を使って試算しました。

 

 

▼金利上昇が一切ない場合は

 

 

総支払額

 

 

変動  128,621,758
⇒ 差額 △12,086,029円
固定  140,707,787

 

 

約1,200万円変動金利が得です。

 

 

▼変動金利が5年目から1.2%→3.3%となった場合

 

 

総支払額

 

 

変動 141,718,501
⇒差額 1,010,714円
固定 140,707,787

 

 

この場合は固定金利が得になります。

 

 

+1.1~1.2%の金利変動が5年以内に
あるかどうかが判断のポイントに
なるのがわかります。

もう1パターンを考えて見ましょう

 

 

▼金利が3.3%に変動する時に、5年目まで
金利が低かった分の支払い差額 1,933,776円
を繰上げ返済 返済期間を短縮した場合

 

 

総支払額

変動 139,836,209円
⇒差額 △871,578円
固定 140,707,787円

 

 

繰上返済をした場合には
10年固定よりも変動金利の方が得になります。

 

 

今回の条件では、”変動金利を選択する”
のがいいと結論づけました。

 

 

とくに、繰上げ返済を考えた上で
変動金利を選択するのがベストでは
ないかと思います。

 

 

もちろん、

 

 

▼ もっと早い段階で金利変動が起こる

 

 

▼ 1.2%以上の金利上昇が起こる

 

 

場合は、結論が異なります。

 

 

このあたりは金利の決定要因である

【借入金利=銀行調達金利+貸出先リスクプレミアム+銀行利益】

 

 

【銀行の調達金利=インフレ率+潜在成長率+リスクプレミアム】

 

 

【日本の経済状況、世界の経済状況、ご自分の与信力など】

 

 

をどう考えるかです。

 

 

心配されて固定金利にされる場合も多いと思います。

 

 

しかし、今回のように変動金利の方が得な可能性も
多数あります。

 

 

1分間で終わるシミュレーションですので
ぜひ、お試しください。

銀行が融資する際の物件価格の計算方法

2014-12-06

「キャッシュフローはプラスなのに、
銀行が融資してくれなかった」

 
という話を聞く時があります。

 
この場合、銀行が融資をしてくれなかった理由は

 
『積算価格が自分の予想より低く計算された』
という可能性があります。

 
一般的な積算価格の計算方法は

 
『土地面積 X 平米単価

建物面積 X 平米建築単価 ÷ 法定耐用年数 * 残存年数』

 
です。

 
しかし、積算価格はなかなかの曲者で
銀行によって計算方法が違います。

 
例えば、A銀行ではRCの耐用年数を40年で計算
ところが、B銀行では35年で計算している

 
ということが起こります。

 
また、建物の平米単価も、20万円で計算したり、
18万円で計算したりします。

 
築10年 500平米

 
A 耐用年数 40年  単価20万円
B 耐用年数 35年  単価18万円

 
で、積算価格を計算すると

 
A 77,500,000円

 
B 66,857,143円

 
と約1100万円評価額が違います。

銀行融資がうまくいかずに
『なぜ?』と思った場合には

 
積算価格計算の違いかもしれません。

 
土地に関しても、公示地価で計算するのか
路線価で計算するのかなど銀行によって
計算方法が違います。

 
物件の評価方法(積算価格の計算方法)は、
銀行の重要機密ですので
公表されることはありません。

 
また、景気や不動産価格の推移によって
計算方法を変更します。

 
融資をなかなかうけられない場合には
積算価格の評価はどうなのか銀行に聞くと
いいかもしれません。

 

 

« Older Entries Newer Entries »

メールセミナーの人気記事全て

個人投資家・不動産会社様にご利用いただいている
投資検討~出口まで利用できる
不動産投資ツール アセットランクシミュレーター