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あなたに銀行がお金を貸してくれない理由

2015-04-11

自分での不動産投資シミュレーションでは
収益還元法上の問題はないのに

 

 

『銀行が融資をしてくれない』

 

 

こんな場合、『空室率』と『金利』の基準が
銀行と違っているからかもしれません。

 

 

銀行によっても異なりますが
銀行が収益還元法の計算をする場合には

 

 

■ 空室率 ⇒ 20%

 

 

■ 金利 ⇒ 6%

 

 

でもキャッシュフローがプラスか
を確認します。

 

 

【金利2.5% 空室率0 でのシミュレーション】
金利2.5% 空室率0%

 

 

【銀行基準 空室率20% 金利6% でのシミュレーション】
金利2.5% 空室率0%

 

 

自分で計算したシミュレーションでは
プラスだったキャッシュフローが

 

 

銀行基準の

 

 

■ 空室率 ⇒ 20%

■ 金利 ⇒ 6%

 

 

で計算すると

 

 

マイナスキャッシュフロー
になってしまいます。

 

 

こうなると、収益還元法を基準とした
融資は厳しくなります。

 

 

銀行からこの物件への借入をするには

 

 

■ その人の属性がよい

■ 積算価格の計算で担保価値が高い

 

 

という条件が整う必要があります。

 

 

借入を使っての投資を検討する際には

 

 

銀行基準での収益シミュレーションでも
キャッシュフローがプラスであるか
確認する必要があります。

 

 

繰上返済は損か、得か

2015-04-05

『繰上返済』することで

 
▼ リスクの低減

 
▼ リターンの向上

 
の両方に効果があります。

 

 


ただ、繰上返済で注意が必要なのが

 


『繰上返済手数料』です。

 


変動金利の場合は、繰上返済手数料は
数千円の場合が多く、特に問題になりません。

 


しかし、固定金利の場合
大きな金額の手数料が必要になる場合が多いです。

 


某銀行の場合

 


『5,400円+繰り上げ金額×(借入期間-支払済年数)×0.54%』

 


の繰上返済手数料が必要になります。

【繰上返済なし】
繰上返済なしシミュレーション

 

【繰上返済あり 手数料なし】
繰上返済なしシミュレーション

 

【繰上返済あり 手数料なし】
繰上返済なしシミュレーション

 


今回の例は、

 


10年目に10,000,000円の繰上返済を
した場合です。

 


この例では、1,085,400円の手数料を支払っても
30年後の収益は繰上返済した方が上昇しています。

 


しかし、手数料を支払った場合には
収益率が上昇しないことも多いです。

 


固定金利での借入を繰上返済する場合には

 


手数料を考慮しても、収益に貢献するかの
シミュレーションをしてから行う必要があります。

 

リスク減らし、リターンを向上させる劇的な方法

2015-03-28

『繰上返済』

 
多くの投資家は、あまり利用していません。

 
しかし、繰上返済は

 
▼ リスクの低減

 
▼ リターンの向上

 
の両方に効果があります。
 

 

例えば

 


【繰上返済なし】
繰上返済なしシミュレーション

 

【繰上返済あり】
繰上返済なしシミュレーション

 


このシミュレーションは、投資の収益で貯まる
約1,400万円のお金を使って、10年目に繰上返済
した場合としない場合の比較です。

 


30年後には、約400万円 繰上返済した方が
税引後キャッシュフローが高くなります。

 


つまり、収益性が向上したことになります。

 


当然、借入残高も少なくなりリスクも低下します。

 


使う予定の無いキャッシュをお持ちの場合は
繰上返済を検討することは、

 

▼ 収益

 

▼ リスク回避

 

の両方でメリットがあります。

 

しかし、注意しなくてはならない点もあります。

 

それは、

 

『繰上返済手数料』です。

 

繰上返済手数料を支払うことで
かえって収益性を落としてしまう可能性があるからです。

 

次回メールに続けます。

最新の不動産マーケットの推移(2014年5月のメルマガ記事)

2015-03-21

投資物件を含め、物件価格が上昇傾向にあるのは
感じられていると思います。

 

首都圏のマンションに限られたデーターですが
最新の価格推移データーがありましたので
メールをお読みいただいている方限定で共有いたします。

 

【首都圏の新築マンションの価格推移】
首都圏新築マンション価格推移

 

 

 

【首都圏の中古マンションの価格推移】
首都圏新築マンション価格推移

 

 

このデーターは某大手建築会社の研究所と
東日本不動産流通機構のデーターを基にしたものです。

 

 

昨年、今年とかなりの勢いで物件価格が上昇したな
と感じていたのですが、データーにすると23区内だけ
大きく上昇し、他の地域は横ばい傾向のようです。

 

 


最近の傾向である、一部地域の価格だけが上昇し
その他地域にはそれが波及しない傾向を顕著に表して
いると思います。

 


いわゆる

 


『二極化』

 

 

です。

 

 

この傾向は、おそらく、長期トレンド(30~50年)です。

 


長期投資の不動産投資で成功するには
長期トレンドを読み取ることは、絶対に必要な能力です。

 

 


今回、ご紹介したデーターはマンションの価格推移でしたが
他の投資物件についても同じ傾向が続く可能性が高いです。

 


『二極化』

 


の長期トレンドを理解した上で
投資地域、物件種類などを検討する
必要があります。

 

 

不動産投資で成功する為に、再投資が重要な理由

2015-03-15

不動産投資で成功されている多くの方は
1棟のみの投資ではなく、2棟目、3棟目へ
投資されている方がほとんどです。

 


投資収益を使って再投資を進めるのは
不動産投資だけではなく、

 


株などあらゆる投資で重要です。

 


今日は、なぜ、投資収益を再投資することが
重要かについて書きます。

 


再投資することが重要な理由は

 


『複利』

 


の力を利用できるからです。

複利とは・・・

 
複利(ふくり)とは、複利法によって計算された利子のこと。
複利法とは、元金によって生じた利子を次期の元金に組み入れる方式であり、
元金だけでなく利子にも次期の利子がつく。
したがって、各期の利子が次第に増加していく。
投資や借金などでは、雪だるま式に利子が増えていくことになる。

ウィキペディアより

 

 

複利の力を実感していただく為に

 

 

▼100万円を年利7%複利で運用

 
▼100万円を年利10%複利で運用

 
した場合を表にしました。


複利の力

 

 

この表で複利の力を実感して欲しいのと
ぜひ、記憶しておいていただきたいのは

 
『7%複利 = 約10年で倍』
 

『10%複利 = 約7年で倍』
 

ということです。

 

これを覚えておくと

例えば

 
『20年後に手元の100万円を倍にしたいな
何%で運用すればいいだろう』

 
ということも簡単に計算できます。
 
7%で10年で約2倍になるんだったら

 
▼ 20年で倍にするには3.5%

 
▼ 30年で倍にするには1.75%

 
とすぐに計算できます。
 
どんな投資でも、複利の力を利用するのは必須です。

 
単発の利益で大きく成功するのは難しいですが
時間を味方につけ、複利の力を利用することで
大きな成果を出すことができます。

 

 

 

レバレッジを使った不動産投資のリスク

2015-03-08

前回のメールで不動産投資をする際の
レバレッジ(借入)の魅力についてお伝えしました。

 

 

※前回のメールをご覧になっていない場合は
こちらからご確認ください。

 

 

プラス面の大きいレバレッジには
当然、マイナス面も含まれています。

 

 

今日は、レバレッジのリスクについて
書いていきます。

 

 

レバレッジのリスクで
もっとも大きいのは

 

 

『金利上昇リスク』です。

 

 

前回と同じサンプル物件を使って
金利上昇が与える影響を考えます。

 

 

サンプル物件は

・物件価格  2730万円
・表面利回り   9.7%
・自己資金  1000万円
・借入    2000万円
・金利       3%

 

 

10年後の自己資金回収額は

・金利  3%  13,195,565円

・金利 3.5%  12,410,575円

・金利  4%  11,614,309円

・金利 4.5%   10,807,408円

・金利  5%   9,990,601円

 

 

金利がわずか0.5%上昇するだけで
約70万円~80万円 自己資金回収額が減少します。

 

 

10年物国債で1000万円を運用した場合
10年後のリターン額が

 

 

『11,046,221円』であることを考えると

 

 

金利4%を超えた時点で国債利回りを下回り
レバレッジの力がまったく働いていない状態に
なっています。

 

 

少しの金利上昇でもレバレッジの力を
無意味にする可能性があります。

 

 

また、空室増加、家賃下落した際には
キャッシュフロー赤字になり借入を
返済できなくなるリスクを抱えることになります。

 

 

自己資金だけならばこのような心配はありません。
しかし、レバレッジの力を利用することもできません。

 

 

基本的に不動産投資はレバレッジの力を
適度に使うことに魅力があると投資です。

 

 

それだけに、レバレッジを使う場合は
自己資金で投資する時以上にしっかりとした
投資計画を立てる必要あります。

 

 

国債投資にはない不動産投資の魅力

2015-02-28

前回のメールで1,000万円を
国債に投資した場合と不動産に投資した場合

 

10年後にいくら回収できるのかを
シミュレーションしました。

 

※前回のメールをご覧になっていない場合は
こちらからご確認ください。

 

建物の劣化(償却)を考えた場合

 

▼国債投資  11,046,221円

 

▼不動産投資 11,007,853円

 

とリスクの低い国債投資のリターン額の方が
大きくなる可能性について書きました。

では、不動産投資は魅力的でないのか?

 

実は、不動産投資には国債投資にはない

 

大きな魅力があります。

 

それは、『レバレッジ(借入)』の力です。

 

レバレッジ(借入)の力を使った瞬間に
国債とは比較にならないリターンを生み出します。

 

前回、同様に表面利回り9.7%の物件で
シミュレーションをします。

 

ただし、今回は1,000万円の自己資金に
2,000万円のレバレッジ(借入)を使って

3,000万円の物件に投資をします。

 

この時10年後に返ってくる金額は
『13,195,565円』になります。

 

 

 

国債投資と比較すると

 

▼国債投資  11,046,221円

 

▼不動産投資 13,195,565円

 

と200万円以上多くなります。

 

リターン率は

 

▼国債投資  約1%

 

▼不動産投資 約5.2%

 

と4%以上

 

不動産投資のリターンが大きくなります。

 

レバレッジ(借入)を使った場合と
使わない場合では、

 

不動産投資の魅力に大きな違いがあることがわかります。

 

では、『レバレッジは万能なのか?』
そんなことはありません。

 

レバレッジにも当然リスクがあります。

 

次回はレバレッジを使った
不動産投資のリスクについて書きます。

 

 

 

 

 

不動産投資は本当に魅力的な投資か?

2015-02-22

前回のメールで
国債と不動産投資を比較して

 
『不動産投資は本当に美味しい投資か?』
について考えました。

前回のメールをご覧いただいていない場合は
こちらからご確認ください。

 
今日は、不動産投資をより現実に近づけた
シミュレーションで国債と比較します。
 
前回、同じ1000万円を国債と不動産に
投資した場合の10年後のリターン額を比較しました。

 
その結果は、明らかに不動産投資にメリットがある
と感じられる結果でした。

 

 

 

 

ただ、前回のメールでは(上の表)は不動産投資のリスク

 
・ 維持管理費
・ 空室
・ 家賃下落
・ 修繕費
・ 固定資産税
・ 運用の手間

 
などを考えないで比較しました。

今日は、リスクを加味した上で比較します。

リスクをそれぞれ

 
・ 維持管理費  家賃12%
・ 空室     15%
・ 家賃下落   年1%
・ 修繕費    年7万円
・ 固定資産税  家賃の15%
他運営費

 
とした場合

 

 

不動産投資のリスクを見込んだ推移
 

 

この場合でも、国債で運用するよりも
約400万円リターンが多いです。

 
ただし、この例は『所得税0』『物件資産価値下落なし』
という設定でシミュレーションしています。

 
税金支払い、減価償却費累計分の物件価格下落
と仮定した場合、

 
10年後のリターンは

 
『11,007,853円』

 
と国債のリターンを下回ります。
 
不動産投資のシミュレーションを
より現実(厳しく)に近づけていくと

 
“絶対に不動産投資は美味しい”
とは言えないことがわかります。

 
では、不動産投資は美味しくないのか?

 
実は、そんなことはありません。

 
次回メールで国債にはない
不動産投資の魅力について書きます。

 

 

不動産投資は本当に美味しい投資か?

2015-02-14

『不動産投資って本当に美味しい投資ですか?』

 
この質問をある視点から考えてみます。

 
ある視点とは

 
『国債利回り』です。

 
国債10年物の利回りは
変動はありますが“約1%”程度です。

 
国債は、表向き“絶対安全?”
な資産ということになっています。

 
“絶対安全?”なことになっている
国債と不動産投資の利回りを比較することで

 
『不動産投資って本当に美味しい投資ですか?』
について答えます。
 
不動産投資の表面利回りは
全国平均約9.7%です。

 
この利回りを国債と比較すると
利回り差は約8.7%です。

 
同額を運用した場合
約8.7%不動産投資の方が
多く資産が増えることになります。

 
10,000,000円を10年間
それぞれ複利で運用した場合

 

 
10年後には約1400万円も
不動産投資の方が資産増加します。

 
これだけ見ると

 
『お、やっぱ不動産投資は美味しいや』
ということになります。

 
しかし、もうお気づきのように
不動産投資はここから
色々考えることがでてきます。

 
・ 維持管理費
・ 空室
・ 家賃下落
・ 修繕費
・ 固定資産税
・ 運用の手間

 
などなど煩わしいことを
色々考える必要があります。

 
実は、このリスクを織り込んでいるからこそ、
全国平均9.7%と国債比較で
約8.7%高い利回りになっているわけです。

 
このリスクを加味しても
不動産投資を選択した方が
美味しいかを考える必要があります。
 
『不動産投資って本当に美味しい投資ですか?』

 
の答えを考えると

 
・ 維持管理費
・ 空室
・ 家賃下落
・ 修繕費
・ 固定資産税
・ 運用の手間

 
リスクをしっかり管理できれば
美味しい投資という答えになります。
 
次回、不動産投資のリスクを
考えた上で国債とのリターン比較をします。

インフレ時代に生き残る為の不動産投資

2015-02-07

今日はインフレ時代の不動産投資の
ポイントについて書きます。

 
インフレ時代の不動産投資の
イメージをグラフで表すと

 

▼ 物件価格→上昇

 
▼ 家賃→上昇

 
▼ 金利→上昇

 
すべて上昇します。

このような上昇が起こるインフレ時代を
生き残る為のポイントは

 
■『金利上昇で増えた支払いを家賃上昇で補えるか』

 
■『インフレ率を超える家賃上昇、物件価格上昇になるか』

 
の2点です。

 
■ 金利上昇 > 家賃上昇

 
■ インフレ率 > 家賃上昇・物件価格上昇

 
となってしまった場合は

 
最悪は『破綻』となりかねません。
 
また、デフレ時代からインフレ時代へ変化する中で
一番恐ろしいのは

 
『金利の急激な上昇に家賃上昇がおいつかず
キャッシュフローがマイナスになる』

 
ことです。

 
特に、インフレの始まったばかりの局面では

 
『家賃上昇より金利上昇の方が早い』
可能性が高いです。

 
ただし、金利上昇と家賃上昇が大きく乖離する
期間がずっと続くわけではありません。

 
その乖離した期間にキャッシュフローが
マイナスにならなければ生き残ることができます。

 


その為に今から

 


『金利が何%まで上昇してもキャッシュフローが
プラスでいられるのか』

 


について知っておく必要があります。

 


インフレの始まったばかりの局面では

 


『家賃上昇より金利上昇の方が早い
可能性が高い』

 


ことを頭に置いて、不動産投資戦略を
検討する必要があります。

 

 

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