クラウド型不動産投資ツール アセットランクシミュレーター 2009年から5,006人以上の投資家さん、大家さんにご利用いただいています。投資検討(利回り・キャッシュフロー・返済分析等)から売却戦略(IRR・売却キャッシュフロー等)迄のトータルなシミュレーション・分析・管理を行える不動産投資ソフトです

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来年(2019年)の不動産投資の環境は良好か

2019-01-20

 おはようございます。 
     
 アセットランク.Com
 大塚 博之です。 
  
 
 本年、最後のメールセミナー
 となります。

 

 今年も、多くの感想をお寄せ
 いただきありがとうございます。

 

 今年は、不動産投資を新たに
 始める人にとっては、なかなか
 難しい年だったと思います。

 

 多くの銀行は、スルガの件もあり
 貸出基準を厳しくしました。

 

 わりと属性の良い大家さんでも
 銀行から「20%は自己資金を入れて
 くださいね。」 と言われたそうです。

 

 また、銀行の貸出が厳しくなる中
 物件価格は低下しない状況でした。

 

 銀行にしてみれば、物件価格が
 高い(利回りが低い)中で

 

 貸出基準を厳しくして
 シミュレーションの際の
 ストレスを強くかけた場合

 

 当然、自己資金を多めに入れて
 CFの流れを良くしてもらう
 必要が出てくるわけです。

 

 では、来年以降もこの流れは
 続くのでしょうか。

 

 そうはならないと考えています。

 

 銀行の貸出基準は厳しい
 ままだと思います。

 

 変化があるのは物件価格です。

 

 現在は、家賃が上がらない中で
 金利が下がった分で物件が
 値上がりしているだけです。

 

 つまり、金利が下がったことで
 お金を借りたい人が増えて
 投資への需要が高まったわけです。

 

 来年以降、金利は変わらずとも

 

 貸出基準が厳しくなり
 物件を購入できる層が少なく
 なり需要が減速します。

  

 住宅用として利用する顧客層が
 いる区分マンション等の
 値下がり速度は遅いと思いますが

  

 完全な投資用として取引される
 物件は価格が少しずつ
 下がっていくと思います。

 

 属性の良い方にとっての投資環境は
 ここ数年より、“少し”良くなるのでは
 ないかと思っています。

 

 貸出基準が厳しくなると言っても

 

 銀行が貸したくて、貸したくて
 しょうがない状況は続いている
 からです。

 

 来年が良い年になるのを願って、
 本年のメールセミナーを
 打ち止めとしたいと思います。

 

 一年間本当にありがとうございました。
 来年もよろしくお願いいたします。

 

日経新聞の興味深い不動産投資の記事

2019-01-11

 おはようございます。 
    
 アセットランク.Com
 大塚 博之です。 
  
  
 先日、仕事の打ち合わせで
 京都を3日ほど訪れました。

 

 打ち合わせ後に
 丹波口→四条周辺まで
 30分ほど歩いて感じたのが

 

 「大中小、本当にホテルが
 増えているな」

 

 ということです。

 

 建設中のホテルもありますし
 民泊に近いような簡易宿泊所
 も多数ありました。

 

 そこで、ここ5年の増加数を
 少し調べてみたのですが

 

 施設数で約2.8倍
 部屋数で約1.3倍

 

 増加しているようです。

 

 需要(観光客等)も増えている
 ので、供給(ホテル等)が大幅
 増加しても大丈夫という声と

 

 さすがに飽和するという声の
 両方があるようです。

 

 どのようにお考えに
 なりますか?

 

 

 

 

 さて、今日は日経新聞に
 こんな記事がありましたので

 

 それに従って
 シミュレーションを
 してみたいと思います

 
 
 
 ・・・・・以下引用・・・・・

 

 日経新聞11月21日付

 

 融資の審査を厳しくしているとの
 回答も4割にのぼった。

 

 具体的には「物件取得価格の
 2割以上の自己資金を持っている
 ことが条件」(中国・四国地方)や

 

 「家賃が2割下がり、金利が3.5%に
 上昇する負荷をかけて
 資金繰りが回るかを判定している」
 (東海地方)
   

 ・・・・・引用終わり・・・・・
 

 

 家賃2割下げて、貸出金利は
 ハッキリ書いていなかったので
 分かりませんが

 

 おそらく1.5%位の貸出金利で
 それを3.5%でシミュレーション
 するのだと思います。

 

 かなり厳しいですね。

 

 試しに、表面利回8.5%の物件に
 以上の条件を当てはめて
 シミュレーションをしてみました。

 

 

 【表面利回8.5% 金利1.5%】
 
 見えない場合&詳細はこちら

 

 

 【5年目に20%家賃減&金利3.5%】
 
 見えない場合&詳細はこちら

 

 

 この物件の場合、CFが赤字の
 年は現れませんでした。

 

 つまり記事の銀行であれば
 融資をしてくれる
 可能性がある結果です。

 

 ちなみに、この物件の場合
 表面利回りが7.8%に
 なるとCF赤字の年が現れます。

 

 こうなると融資が厳しくなること
 になります。

 
 
 この新聞記事では空室率を
 どのように考えているかなど

 

 細かく書かれておらず
 ハッキリわかりませんが

 

 銀行からの融資を検討して
 シミュレーションする場合には

 

 家賃20%下落、金利2%上昇でも
 CFに赤字の年が1年も無いかを
 確認しておくといいと思います。

 
 
 不動産投資シミュレーションを
 する場合は、
 よいシナリオだけでなく

  

 このようなストレスを与えた
 分析も必ず行うよう
 にしてください。

 

ある地銀の投資シミュレーション基準

2019-01-03

 おはようございます。 

 
    
 アセットランク.Com
 大塚 博之です。 
  
  
 先日、仕事の打ち合わせで

 京都を3日ほど訪れました。
 
 打ち合わせ後に
 丹波口→四条周辺まで
 30分ほど歩いて感じたのが
 
 「大中小、本当にホテルが
 増えているな」
 
 ということです。
 
 建設中のホテルもありますし
 民泊に近いような簡易宿泊所
 も多数ありました。
 
 そこで、ここ5年の増加数を
 少し調べてみたのですが
 
 施設数で約2.8倍
 部屋数で約1.3倍
 
 増加しているようです。

 需要(観光客等)も増えている
 ので、供給(ホテル等)が大幅
 増加しても大丈夫という声と
 
 さすがに飽和するという声の
 両方があるようです。
 
 どのようにお考えに
 なりますか?
 

 

 
 さて、今日は日経新聞に
 こんな記事がありましたので
 
 それに従って
 シミュレーションを
 してみたいと思います

 

 

 ・・・・・以下引用・・・・・

  
 日経新聞11月21日付
 
 融資の審査を厳しくしているとの
 回答も4割にのぼった。
 
 具体的には「物件取得価格の
 2割以上の自己資金を持っている
 ことが条件」(中国・四国地方)や
 
 「家賃が2割下がり、金利が3.5%に
 上昇する負荷をかけて
 資金繰りが回るかを判定している」
 (東海地方)
 

    
 ・・・・・引用終わり・・・・・ 

 
 
 家賃2割下げて、貸出金利は
 ハッキリ書いていなかったので
 分かりませんが

 

 おそらく1.5%位の貸出金利で
 それを3.5%でシミュレーション
 するのだと思います。

 

 かなり厳しいですね。

 試しに、表面利回8.5%の物件に
 以上の条件を当てはめて
 シミュレーションをしてみました。

 

 

 【表面利回8.5% 金利1.5%】
 
 見えない場合&詳細はこちら

 

 

 

 【5年目に20%家賃減&金利3.5%】
 
 見えない場合&詳細はこちら

 

 

 この物件の場合、CFが赤字の
 年は現れませんでした。

 

 つまり記事の銀行であれば
 融資をしてくれる
 可能性がある結果です。

 

 ちなみに、この物件の場合
 表面利回りが7.8%に
 なるとCF赤字の年が現れます。

 

 こうなると融資が厳しくなること
 になります。

 

 この新聞記事では空室率を
 どのように考えているかなど

 

 細かく書かれておらず
 ハッキリわかりませんが

 

 銀行からの融資を検討して
 シミュレーションする場合には

 

 家賃20%下落、金利2%上昇でも
 CFに赤字の年が1年も無いかを
 確認しておくといいと思います。

 

 不動産投資シミュレーションを
 する場合は、
 よいシナリオだけでなく

 

 このようなストレスを与えた
 分析も必ず行うよう
 にしてください。

  

 

必ず、時系列で確認しておきたい指標

2018-12-29

 おはようございます。 
 
 アセットランク.Com
 大塚 博之です。 
 
 
 先日、所用があり
 マイクロソフトさんの本社を
 訪れる機会がありました。

  

 感想は

  

 「こんなオフィスで働けたらいいな」

  

 でした。

 

 綺麗で、広々していて、
 多くの会議スペース

 

 カフェスペースやドリンクの
 冷蔵庫が設置されていて
 いつでも飲めるようになっていました。

 

 オフィスとしては本当にうらやましい
 環境でした。

 

 さすが、時価総額、世界NO1の企業
 だなと感心しきりでした。

 

 本来の目的は違ったのですが、
 ほぼ、社会科見学気分でした。

 

 さて、今日は時系列で確認して
 おきたい指標BE%について書きます。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 【BE%】

 

 ▼計算式
 (維持管理費合計 + 支払額(年))
 / 潜在的総収入(年) * 100

   

 損益分岐点のパーセンテージを
 求めることにより投資の安全性
 を確認できます。

 

 数値が低いほど安全性が
 高いといえます。

 

 最低でも70%は超えておきたい
 指標です。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  

  
 もう少し、かみ砕いて言えば
 赤字になるまでどの位余裕が
 あるかを確認できる指標です。
  
 BE%は特定期間(物件購入時)
 を見るだけでも安全性を確認
 するのに役立ちますが
  
 本来は、毎年の数値を追いかけて
 確認するのが理想です。
  
 
 グラフで表示すると以下の
 ような感じになります。
  
    
   

 当然、毎年、維持管理費や家賃収入
 などは異なります。

  

 物件購入時は高い家賃で貸せ、
 空室率も低く、BE%はもっとも
 引くなります。

 

 しかし、年を追うごとにBE%は
 残念ながら上昇していく可能性が
 高いです。

 

 ぜひ、家賃変動、空室率変動、
 金利変動などの
 シミュレーションを行った際は

 

 BE%を確認して70%を超過して
 リスクが高まっていないる年が
 無いかを確認してください。

 

 不動産投資をしていると

 

 つい、収益性(利回り)ばかりに
 目がいきますが

 

  

 安全性も時系列で確認することを
 お勧めします。

  

いまさら聞けない、不動産投資の重要な指標

2018-12-20

 先日、以前働いていた職場の
 部下と同僚と食事をしてきました。
 
 その仲間と不動産の話題になりました。
 不動産と言っても住宅用です。
 
 
 よくある、借りた方が得か
 買った方が得かという話しです。
 
 案の定、意見が真っ二つに
 分かれました。
 そこで、どう思いますと問われたので
 
 「人に直ぐ貸せそうな不動産なら
 買った方がいいんじゃない」
 
 という意見を言うと
 
 
 自分で住む家なんだから
 貸すとかは関係ないという反応でした。
 
 資産価値の事を考えれば
 貸せるというのは大事だと思います。
 
 
 「適正な価格で直ぐ貸せる =
 適正な価格で直ぐ売れる」
 
 に限りなく近いです。
 
 
 
 さて、今日はIRRについてです。
 
 IRRは考え方とすると
 利回りに近いものです。
 
 
 利回りで思い浮かぶのが
 
 ・ 表面利回り
 ・ 実質利回り
 ・ FCR
 
 などだと思います。
 
 ただ、この3つとも大きな弱点
 があります。
 
 
 その弱点とは
 
 「時間による変化について
 考慮されていない」

 
 点です。
 
 
 不動産投資は1日、2日で終わるもの
 ではなく、10年、20年という単位
 で投資します。
 
 10年、20年の間に、家賃や維持費用
 など様々な要素が大きく変化します。
 
 表面利回り・実質利回り・FCRは
 計算した時点での利回りしか
 分かりません。
 
 
 「時間について考慮されていない」
 とはこのような意味です。
 
 
 そこで、必要になる指標がIRRです。
 
 IRRとは・・・
 
 内部収益率とも言います。
 一定期間のキャッシュフローを
 もとに計算された利回りです。
 
 
 例を使って説明します。
 
 ・ 1,000万円を投資
 (1,000万円は元本割れしないと仮定)
 
 ・ 1年に100万円の収入
   この場合、利回りは10%
  
 10年間 100万円の収入が
 変わらなければ、IRRも10%になります。
 
 
 しかし、現実には2年目は90万円、
 3年目85万円 と毎年収入は
 一定ではありません。
 
 このような変化を考慮した、時間軸の
 利回りを確認する時にIRRは便利です。
 
 
 IRRはエクセルを使って計算できます。
 
 IRR2 
 
 
 IRRを利用することで
 10%だと思っていた利回りは
 実は9.24%だったことが分かります。
 
 
 不動産投資シミュレーションをする際は
 ぜひ、IRRを確認してみてください。

 

 

デッドクロスが何年後に発生するかご存知ですか

2018-12-15

 アセットランク.Com
 大塚 博之です。 
 
 
 11月27日に一部アップデートを
 行います。
 
 コメント機能に以下を追加します。
 
 
 ▼希望するFCR(利回)達成に
 必要な物件価格の表示

 
 ▼希望するLTVの達成に
 必要な自己資金額の表示

 
 ▼デッドクロスが発生する
  タイミングの表示
 
 以上を追加いたします。
 
 
 さて、今日はコメント追加を行う
 
 不動産投資を進めていく上では
 知っておくべき言葉であり
 重要な分岐点である。
 
 「デッドクロス」について書きます。
 
 
 ▼デッドクロス
 
 「元金支払分 > 減価償却費」
 
 となるポイントのことです。
 
 
 ここでクイズです。
 
 以下の画像のシミュレーション結果で
 デッドクロスが発生している年は
 何年でしょうか
 
 
 

 
 答えは、2032年です。
 ただ、おそらく2033年と思われる方が
 多いと思います。
 
 
 2032年と2033年の減価償却費と
 元金支払分のバランスを確認すると
 

 
 
 
 2032年にデッドクロスが発生しています。
 但し、2032年は金額に大きな差がない為
 大きな影響は発生していません。
 
 
 問題は、2033年以降です。
 設備部分の減価償却が終わることで
 70万円以上の差額が出ています。
 
 
 では、なぜ、デッドクロスが起こることが
 問題なのか?
 
 それは、手取額(税引後CF)が
 大幅に減少するからです。
 
 
 理由は、税務上の損金となる

 減価償却費が減って
 
 損金とならない元金支払が
 増加しているからです。
 
 
 今回の例の場合、2033年から、
 約20%も税金の支払が増加してます。

 
   
 デッドクロスは不動産投資の計画に
 大きな影響を与えます。
 
 必ず、どの時点でデッドクロスが発生し
 その際に、どのような対応を取るのか
 シミュレーションしておく必要があります。
 
 次回は、デッドクロスにはどんな対策が
 効果的かについて書きます。 

  

大家業の未来は明るいか

2018-12-07

おはようございます。

 

アセットランク.Com
大塚 博之です。

 

 

先日、投資ファンドの方と
話す機会がありました。

 

その方のファンドは、
主に金融機関からお金を
集めているそうです。

 

ファンドとして組成する
金額は2億円程度と少額で

 

出口も上場を目指して
もらうのではなく

 

MBOしてもらい出口を
迎えるそうです。

 

このような少額のファンドが
増えることで

 

日本でも起業が少しでも
しやすくなるといいなと
思う時間でした。

 

 

さて、今日は、少し視点を変えて
商売という視点から

 

不動産投資、大家業の
未来を考えます。

 

商売の視点というと
あまりにも大きいので

 

利益構造を式に
当てはめながら考えます。

 

当てはめる式は

(顧客当たり単価 –

 顧客当たり獲得コスト –

 顧客当たり原価)x

 顧客数 

= 利益

 

 

不動産投資(大家業)に
これに当てはめると

 

▼顧客当たり単価
    ↓
家賃

 

▼顧客当たり獲得コスト
    ↓
仲介手数料、広告費等

 

▼顧客当たり原価
    ↓
管理費、修繕費、償却費
利息支払額、自己資本コスト

 

▼顧客数
    ↓
入居者数

 

 

利益を最大化するには
この4つを

 

最大化したり、最小化する
必要があります。

 

大家業、不動産投資が
今後、どうなっていくのかを
占ってみると

 

▼顧客当たり単価
(家賃)
   ↓
 低下傾向

 

▼顧客当たり獲得コスト
(仲介手数料、広告費等)
   ↓
 増加傾向

 

▼顧客当たり原価
(管理費、修繕費、
 銀行への返済額、
 自己資本コスト)
   ↓
 横ばい

 

▼顧客数(入居者数)
   ↓
 低下傾向

 

と厳しさが増していくのが
分かります。

 

このような視点で考えていくと
未来は、かなり厳しいな
と思えてくるかもしれません。

 

 

ただ、実は、これは日本全体を
平均して書いているかです。

 

人気な場所や、これから開発が
進む場所では

 

▼顧客当たり単価
(家賃)
   ↓
 増加傾向

 

▼顧客当たり獲得コスト
(仲介手数料、広告費など)
   ↓
 横ばい

 

▼顧客当たり原価
(管理費、修繕費、
 銀行への返済額、
 自己資本コスト)
   ↓
 横ばい

 

▼顧客数(入居者数)
   ↓
 増加傾向

 

 

になっている地区、物件が
まだまだ、沢山あります。

 

不動産投資の未来に目を向けると
これまで以上に、しっかりとした
基準をもっての投資が求められます。

  

お金を借りて不動産投資する時の注意点

2018-11-29

おはようございます。

 

アセットランク.Com
大塚 博之です。
 

 

11月4日の日曜日に日比谷で
「華氏119」を見てきました。
 
賛否両論ある内容だと
思います。
 
感じたことは
 
アメリカの問題に
フォーカスした映画ですが
 
形は少しずつ違いが
あるとはいえ
 
根源的な問題は世界中で
起こっています。
 

 

70年~80年周期で
 
世界の価値観は大きく
変化します。
 
その変化の一端を
感じられる映画だと思います。
 
 

 
さて、不動産投資の
大きな魅力は
 
借金の力(レバレッジ)
を利用できることです。
 
しかし、ただ、借りられれば
 
「それでよし」
 
というわけではありません。
 
借入れをして投資する前に
最低限確認の必要な項目があります。
 
 
その項目は
 
「K%」です。
 
K%は、
 
・年間返済額/ローン残高
 
で求めます。
 
 
K%を使うことで借入が収益に
 
▼良い影響(ポジティブ)か
 
▼悪い影響(ネガティブ)か
 
を確認できます。
 
 
その方法は簡単で
 
▼ K% < FCR
 
▼ K% < CCR
 
であるかを確認するだけです。
 
 
▼FCR(Free and Clear Return)
 
・ネット収入(年)÷総購入コスト*100
 
 
▼CCR(Cash On Cash Return)
 
・キャッシュフロー/自己資金*100
 

 
FCR  CCRの2つの収益指標がK%を
上回っているかを確認することで
 
レバレッジを利用したことが
ポジティブであることを確認できます。
 
 
万が一
 
▼ K% > FCR
 
▼ K% > CCR
 
となっている時は
 
レバレッジがネガティブ
に働いています。
 
ネガティブに働いている時は
借入れをしても、
 
プラスの影響を与えていません。
 
レバレッジを使った投資をする場合は
 
▼ K% < FCR
 
▼ K% < CCR
 
であることを確認してください。

 

銀行が不動産投資に融資してくれた理由

2018-11-16

おはようございます。

 

アセットランク.Com
大塚 博之です。

 

先週、松島屋さんという
大福の有名な店で豆大福を買いました。

 

東京三大福の一つらしいのですが

 

豆がしっかりした触感で餡子も
さっぱりしていて美味しかったです。

 

驚いたのが、11時頃になると
売り切れることです。

 

お客様や大切な人への
手土産に利用するのにも

 

ピッタリの店だと思います。

 

  

さて、大塚さんは銀行から
融資を受けた際に

 

融資を受けられた理由を
考えたことはあるでしょうか。

 

銀行が融資をしてくれた場合

 

以下のいずれかに
当てはまっています。

 

1.現在の土地・建物の価値が
  融資額に見合っている

 

2.物件の将来の収益性が
  融資額に見合っている

 

3.個人の給与など将来の収入が
  融資額に見合っている

 

1,2が主な理由でお金を
借りられた場合は良いのですが

 

3.だけに該当して融資を
受けてしまった場合

 

「借りられた」
と喜んでばかりもいられません。

 

 

理由は

 

「2度と銀行からお金が借りられない」
という状況になりかねないからです。

 

不動産投資の魅力は、1回、2回、3回と

 

投資を繰返してキャッシュフローが
増加していくことです。

 

しかし、3.個人の給与など
将来の収入が銀行からすると魅力で、

 

物件には魅力がないと
判断されていた場合

 

繰返しの不動産投資ができなくなる
可能性があります。

 

この場合、単純に

 

▼生涯年収1億円の人→1,000万円

 

▼生涯年収2億円の人→3,000万円

 

▼生涯年収3億円の人→5,000万円

(例で正しい基準ではありません)

 

と生涯年収に応じて
借りられるだけです。

 

つまり、

 

『3.個人の将来の収入』
だけで借入した場合

 

生涯年収で借りられる
上限に達した時点で

 

不動産投資が終了
となってしまいます。

 

新築ワンルームマンションは
ほとんどが、このパターンです。

 

不動産投資で借入をする場合は

 

1.現在の土地・建物の価値

 

2.物件の将来の収益性

 

が銀行の貸付基準に達していて

 

3.個人の将来の収入

は補足程度の役割というのがベストです。

 

融資を受ける際には
銀行はどんな判断をして

 

融資をしてくれたのか考える癖を
つけていただければと思います。

 

不動産投資を決断する為に重要なこと

2018-11-11

おはようございます。 

 
アセットランク.Com
大塚 博之です。 
 
 
先日、約5年半ぶりに引越をしました。
 
驚いたのが
 
「思っている以上の物の多さ」
です。
 
 
自分のポリシーとして
 
できるだけ、必要最低限の物しか
買わないようにしてきました。
 
しかし、引越してみると思った以上に
無駄な物がありました。
 
特に、年間100冊程度
本を読みますので
 
本の多さにはビックリしました。
 
定期的に、整理をしないと
駄目ですね。

 
 
 
今日は、不動産投資シミュレーション
の勘所について考えたいと思います。
 
 
先日、投資をしたいとご希望のHさん
と話をする機会がありました。

 
不動産投資をしたいけど
 
心配で仕方がないといった
様子でした。

 
 
シミュレーションをして
 
どんなキャッシュフロー(CF)
になるか確認してみましょう
 
ということなりました。
 
 
空室率や家賃下落を考慮しても
CFがプラスになる悪くない投資です。
 
ところが、Hさんが
 
「全部空室になったらどうしよう」
 
と言い出したのです。
 
その場所は、都心にも近く
普通に運営していれば
 
30%を超えるような空室になることは
想定できない場所でした。
 
しかし、Hさんの不安は
収まりませんでした。

 
 
に、このように極端な
 
シミュレーションをしてしまう方が

いらっしゃいます。
 
 
このようなシミュレーションは
意味がありません。
 
自分は、このようなシミュレーションを
 
「日本沈没シミュレーション」
と言っています。
 
 
確かに、可能性は0ではありません。
 
しかし、その可能性は
 
日本が沈没するのを

心配しているのと一緒ですよ。
 
とお伝えしています。

 
 
あまりにも極端なシミュレーションを
行うと、
 
一番大事な
 
「決断」を阻害し、チャンスを逃します。
 
 
シミュレーションは正しい決断をする為の
重要なツールです。
 
それだけに、正しい、シミュレーションの
勘所を身に付けておく必要があります。

 

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