不動産投資シミュレーションソフト「アセットランクシミュレーター」

大家さん・投資家を支援する為のクラウド型不動産投資シミュレーションソフトを無料で利用可能。利回、キャッシュフロー、IRR等で判断が可能です

不動産投資シミュレーシ… > メルマガ・ブログの人気…

Archive for the ‘メルマガ・ブログの人気記事’ Category

不動産投資と税金について、もう一度考える

2020-08-31

おはようございます。

 

アセットランク
大塚 博之です。
 
不動産投資シミュレーションを
行う際に、ついつい、
物件の事ばかりに着目してしまいます。
 
しかし、実際は物件情報だけでは
シミュレーションはできません。
 
個人の属性に関する情報も
加味する必要があります。
 
この情報を加味したシミュレーション
を行わないと、投資の意思決定を
行うことを考えると
かなり不完全な物となります。
 

 

重要な情報とは

 
重要な情報とは
 
「物件での収入以外の収入額」
 
正確に書くと課税所得額です。
 
源泉徴収票サンプル

 
ちなみに、課税所得額とは
画像の源泉徴収票のサンプルだと
 
「支払金額 - 各控除額」
 
した金額です。
 
かなり、ざっくりした表ですが
扶養家族無の場合には
年収→課税所得額の関係だと
以下の表のようになります。
 
年収と課税所得額
 

 

課税所得での変化

 
それでは物件の収入以外の
課税所得でどの程度
投資効率に影響があるかを
サンプル物件で検証します。
 
■サンプルの概要
物件価格:1.2億円
表面利回:8%
自己資金:10%
 

年収による不動産投資成績の比較表

 

物件の投資成績が分かり易いように
税金は投資物件分とその他の所得分
で案分してあります。
 
赤枠で囲ってある2030年の投資成績
を比較すると分かるように
数百万円単位で税引後CF累計が
変化していることが分かります。
 

 

税金と不動産投資

 
メールセミナーでも何度も
書いていますが
不動産投資は税金との戦い
になりがちです。
 
シミュレーションも税金を
考慮した形で行うのが必須です。
 
本日のメールセミナーで
サンプルを示しましたが
 
個人の所得に関する部分ですので
やはり、個別にシミュレーションを
行わないと傾向を掴めません。
 
アセットランクシミュレーターでは
時系列情報入力画面の
その他課税所得欄を利用する事で
簡単にシミュレーションが可能です。
 
シミュレーションの際には
必ず、入力されて結果を
確認されることをお勧めします。

不動産投資で節税は可能か

2020-08-17

おはようございます。
 
アセットランク
大塚 博之です。
 
不動産投資を開始された
主な目的は何ですか?
 
このような質問をした場合
だいたい、この3つの答えに
なります。
 
1.資産形成の為
2.資産防衛の為
3.節税の為

 

一言に不動産投資と言っても
目的によって着目する
ポイントはかなり異なります。
 

 

節税目的の投資

 
今日は節税目的の不動産投資に
ついてです。
 
まず、最初に考えたいのは
「法人」と「個人」の違いです。
 
節税を考えた時に基本的に
有利なのは
 
「法人」での不動産投資です。
 
理由は色々ありますが
一番大きいのは
 
不動産投資の損益を
他の事業所得と完全に
 
「がっちゃんこ」
 
出来ることです。
 

 

法人での投資

 
法人で不動産を所有した場合
 
賃貸経営から発生した損失と
売却時損失を他の事業所得と
通算することが可能です。
 
簡単な例を書くと
 
■課税所得:1,000万円
■不動産損失:▲300万円
■不動産売却損:▲700万円
 
不動産の損失が無い場合
約230万円納税が必要です。
 
しかし、不動産損失がある為
課税所得が0になり
この事例では所得税を納める
必要が有りません。
 

 

個人での投資

 
個人で投資している場合は
物事はこのように単純では
ありません。
 
先程の法人で出した例で
比較すると
 
■課税所得:1,000万円
■不動産損失:▲300万円
■不動産売却損:▲700万円
 
不動産売却損の▲700万円は
通算出来ない為
 
700万円が課税所得になり
所得税と住民税合わせて
約170万円の納税が必要になります。
 
個人での節税対策の
注意点は他にもあります。
 

 

利子額に注意が必要

 
下の画像は確定申告用紙です。
赤枠に囲った部分はあまり
気に留めていなかったかもしれませんが
 
これが個人での節税対策の際の
注意点です。

 
某ワンルームマンションのシミュレーション結果(空室等考慮)

 
個人の場合にはさらに
不動産で発生した損失の中で
土地の利子相当分は
損金として認められません。
 
ちなみに余談ですが
このルールが出来たのは
平成3年バブル絶頂期です。
 
あの手、この手の土地売買を
抑えたかったのだと思います。
 
こんなルールが今だ有効なのは
面白いですが。
 
 
さて、このルールが適用されると
仮に借入5,000万円の内訳が
 
建物2,500万円、
土地2,500万円の場合、
 
土地の2,500万円の利子分は
差し引かなくてはいけません。
 
土地分の利子が20万円だとすると
先程の例の場合
 
損失▲300→280万円
となり節税幅は小さくなります。
 

 

不動産投資の節税

 
これまで説明してきた通り
個人で不動産を所有した場合
かなり節税をしにくくする網が
かかっているのが分かります。
 
不動産の主な目的が
法人所得を減らす節税目的の時は
成り立つ可能性があります。
 
しかし、個人所得の節税だけを
目的とした場合には、
かなり、効率が悪いです。
 
不動産投資を進める会社の中には
節税を前面に出して営業される
会社さんもあります。
 
しかし、個人所有の場合は特に
節税ルールを十分に理解して、
シミュレーションの上で
意思決定をする必要があります。

 

100万円の物件に投資して5年後の姿はどうなるか

2020-08-01
おはようございます。
 
アセットランク
大塚 博之です。
 
昨日、スマホで物件情報を
見ていると、広告として
こんな物件が表示されました。
 

100万円・20.4%

 
いつもだったら、興味を持たず
クリックしないのですが
 
綺麗な写真が掲載されており
色々なページでグーグル広告に
追いかけられた効果で思わず、
クリックしました。
 
20.4%の利回りだと
年間約20万円の家賃収入
を得られますので5年間で
自己資金を回収できる計算です。
 
  

物件の概要

 
物件概要は
 
■所在地:政令指定都市
■交通:主要駅からバス10分
■築年数:32年
■平米:約15平米
■管理費:5,000円
■修繕費:5,050円
■賃貸中
 
これだけの情報が分かると
だいたいのシミュレーションが
可能ですのでシミュレーションを
してみます。
 

 

シミュレーション結果

 
CFシミュレーションした結果は以下です。
 
2020年は7月に取得とした為
半分の収入です。
 

某ワンルームマンションのシミュレーション結果
 
シミュレーション内容で
注目していただきたいのが
「自己資金回収率」です。
 
表面利回りの単純計算だと
5年で回収できる計算でしたが
 
取得費用、管理費、積立金、税金を
考慮すると2039年の20年後に
ようやく100%になっているのが分かります。
 
しかもこのシミュレーションは
シミュレーションにならない位の
甘々のシミュレーションです。
 

 

現実を考えると

 
上記シミュレーションは
 
・稼働率100%
・家賃額一定
・この不動産以外の所得0円
 
でのシミュレーションです。
 
これらにある程度現実感を持たせた
シミュレーションをすると
 
某ワンルームマンションのシミュレーション結果(空室等考慮)

 
20年後でも半分も回収できない事が
分かります。
 

 

安いのには訳がある

 
この手の物件は似たような
結果になる物件がほとんどです。
 
家賃額(利回)を倍にする位の
投資術が無いと難しい物件です。
 
また、月家賃が30,000円を切る
物件になると借主とトラブルが
増える傾向にあります。
 
色々、考慮すると投資にならない
可能性が高い物件です。
 
ある程度のシミュレーションを
行わずに表面利回りだけで
投資してしまう危険性が
よく分かる物件です。

投資物件価格の下落はいつまで続くのか

2020-07-18

おはようございます。
 
アセットランク
大塚 博之です。
 
最近、投資物件の価格が
少しずつ下落しています。
 
特にいわゆる1棟物の価格は
下がり幅が大きいです。
 
コロナ禍前から1棟物の価格は
下がり初めていましたが
コロナ禍で加速しそうです。
 
 

1棟物の下落する理由

 
1棟物から下落する理由は
主に以下の2つが考えられます。
 
1.価格が高い為借入が必須
 
不正融資問題、コロナ禍の影響で
かなり属性の良い投資家でも融資が
受けられない状況になっています。
 
1棟物を現金で購入できる人は
非常に限られますので
この影響は大きいです。
 
2.売却対象が投資家に限られる
 
ファミリータイプの区分所有と違い
投資家に売却するしかありません。
 
売却対象者が限られますので
出口を考えた際に1棟物は
タイミングを間違えると
非常に出口戦略が難しくなります。
 
 
では、このまま下落の一途を辿るのか?
それがそうとも言えません。
 

 

下落し続けない理由

 
以前のメールセミナーでご紹介した
グラフです。
 
このグラフは国債金利と
各地域のキャップレート(利回)
を表したのものです。
 
不動産価格は基本的に
キャップレートによって決まります。
 
特に、投資物件の場合は
この傾向が顕著です。
 

不動産価格形成(キャップレートとリスクプレミアム)
 

・国債金利(青色)=1%
・A地域キャップレート(橙色)=  5%
・B地域キャップレート(灰色)=  7%
 
と仮定して話を進めます。
 
 
投資物件価格を決める基準は
国債金利です。
 
国債は数ある投資対象の中でも
最も安全な投資対象と
考えられています。
 
国債と比較するとA地域への
不動産投資は危険なので
+4%のリスクプレミアムが欲しい
 
さらにリスクの高いB地域への
投資は+6%欲しい
 
これがキャップレートの考え方です。
 
これを前提に物件価格を考えていくと
どんどん下落していかない
理由が分かります。
 

 

下落が止まる均衡点

 
物件価格下落=キャップレート上昇
となります。
 
例えば、A地域で100万円の
家賃収入の場合
 
100万円÷5%=2,000万円
がA地域の物件価格になります。
 
この物件の価格が半分の
1,000万円になった場合
 
キャップレートは10%に
跳ね上がります。
 
こうなれば、国債に投資するより
美味しいと思う人が多数現れます。
 
そうなれば、俺も買いたい
私も買いたいとなります。
 
その均衡点を迎えた時に
下げ止まります。
 
これがどんどん下落していかない
理由です。
 

 

不動産価格が大きく変動する時

 
では、不動産価格が大きく
下落することは絶対に無いか
と言うとそうではありません。
 
キャップレートの考え方を
基本にすると
 
大きく変動する要因は3つです。
 
1.対象地域に大きなリスク要因発生
 
2.大不況で極端なデフレ
 
3.国債金利が大幅上昇
 (スタグフレーション)
 
1.は、災害等でインフラが破壊される、
人口が減るなどして
4%のリスクプレミアムで良かったのが
リスクが高まり6%のリスクプレミアムが
必要になった時に発生します。
 
 
2.は、大恐慌のような事が起こり
デフレになって給料が下がり、
家賃が下がるという流れになった時です。
 
この場合、同じリスクプレミアムを
維持する為には、家賃下落分を
物件価格で調整する必要があります。
 
 
3.はリスクプレミアムの計算の
根本になる国債金利が上昇して
不動産価格下落が起こります。
 
国債金利が1→3%になった場合
リスクプレミアムが4%の地域では
 
キャップレートが5→7%になり
物件価格が大幅に下落します。
 

 

今後の物件価格

 
現在の投資物件価格の下落は
これまで高すぎた価格を調整
している程度です。
 
いずれ、その物件に見合った
キャップレートまで下げれば
止まります。
 
投資中の物件がキャップレートに
見合った価格で投資した物件で
あれば
 
物件価格下落や
一時的に出口を迎えにくく
なっても心配ありません。
 
本当に怖いのは
 
1.対象地域に大きなリスク要因発生
 
2.大不況で極端なデフレ
 
3.国債金利が大幅上昇
 
で大きな変動を起こす時です。
 
それだけに1~3が起こる兆候が
無いかは日頃から注意しておくべき
ポイントです。
 
3.は利息にも大きな影響が
ありますので特に注意が必要です。

 

7月1日発表の路線価から分かること

2020-07-04

おはようございます。
 
アセットランク
大塚 博之です。
 
7月1日に路線価が発表されました。
 
コロナ禍前時点での価格ですので
それからの変動が大きい
過去にない路線価だと思います。
 
今日は2020年路線価から分かること
についてです。
 
 

路線価とは

 
公的機関が発表する土地価格は
主に以下の3つです。
 
公示価格_路線価_基準地価の比較
 
今回発表の路線価は
2020年1月1日時点の価格です。
 
国税庁が発表する税金計算に
使われる基準ですので
不動産投資を行う人にとっては
一番気になる発表だと思います。
 

 

2020年路線価比較

 
以下の表が一部都道府県の
2019年と2020年の前年からの
伸び率を纏めたものです
 

全国及び都道府県の路線価伸び率比較2019年と2020年
 
全国平均・各都道府県ともに
2019年の伸び率よりも
2020年の伸び率が高いことが
分かります。
 
2019年前半にかけて
物件価格が上昇していた
感覚に合う数値だと思います。
 
その中でも、東京の伸び率だけは
横ばいなのが特徴的です。
 

 

路線価最高価格地点

 
次の表は各都道府県の
最高価格地点の伸び率比較です。
 
最高価格地点の路線価伸び率比較2019年と2020年
 
東京の最高価格地点の
銀座の伸び率は2019年よりも
低くなっていることが分かます。
 
それに対して、大阪、名古屋等では
2019年よりも伸び率が高いです。
 
この傾向から推測できることがあります。
 

 

2020年路線価から推測できること

 
これらの傾向から推測できることは
土地価格が下落し始める傾向が
1月1日調査時点で出ていることです。
 
土地価格の下落が始まる時の
特徴は
 
■東京都心の価格上昇が止まる
■地方都市の上昇率の方が高い
 
となった時です。
 
こうなると翌年の調査からは
地方都市から下落して
徐々に東京都心に向けて下落する。
 
このパターンを踏みます。
 

 

今後の投資環境

 
メールセミナーの最初にも書きましたが
この路線価は1月1日時点ですので
コロナ禍前です。
 
その時点で下落が始まる
兆候が出ています。
 
その後にコロナ禍が
始まっていますので
下落の方向に加速する
可能性が高いです。
 
ちなみに、企業間の土地売買は
4月、5月は8割近く減ったという
データもあるようです。
 
 
逆に考えれば、
これまでは利回りを考慮すると
厳しい環境でしたが
物件価格が下落して
 
■借入ができる体質の人
■現金で買える人
 
には投資としての魅力のある
物件が増える可能性が高いです。
 
いずれにしろ市場環境の変化が
大きい時期ですので、投資中の物件の
時価の変動など、これまで以上に
気を配る必要があります。

 

不動産投資にB/Sを利用する方法

2020-06-21

おはようございます。

 

アセットランク
大塚 博之です。

 

不動産投資を長く続けていると
しっくり来る言葉だと思うのが

 

「不動産投資は出口まで
成否が確定しない」

 

とはいえ、投資期間中も
その時点での成否をチェックして
状況把握を行う必要はあります。

 

そんな時に便利なのが
B/S(バランスシート)を
利用して確認する方法です。

 

今日は、不動産投資に
バランスシートを
利用する方法についてです。

 

 

一般的なB/S

 

B/Sに慣れている場合には
B/Sが非常に便利なツールだと
感じられると思います。

 

ただ、慣れていない場合には
何となく、とっつきにくい
イメージを持っているかもしれません。

 

その理由は、こんな一般的な
B/Sを思い浮かべるからだと思います。

 

一般的なバランスシートサンプル

 

確かに、色々な項目があって
理解するには少し勉強が必要です。

 

ただ、不動産投資の状況を
簡単に把握するには
ここまでの情報は不要です。

 

 

不動産投資のB/Sサンプル

 

では、不動産投資の状況を
把握する為に必要なB/Sとは
どのような物でしょうか。

 

1例は以下のようなB/Sです。

 

最初に紹介した一般的な
バランスシートと比較すると
項目も減って見やすいと思います。

 

不動産投資バランスシートサンプル

 

さらにこの項目の中でも
注目すべきは赤枠の部分です。

 

 

B/Sのポイント

 

赤枠で囲われているのは
以下の3項目です。

 

1.不動産(残存価格)
2.純資産合計
3.利益余剰金

 

1.不動産(残存価格)

 

この項目は、不動産の時価を
表す項目です。

 

今回のサンプルB/Sでは
取得価格から減価償却累計額を
引いた価格を時価(残存価格)
としています。

 

不動産価格は投資中
一定ではありません。

 

多くの場合、建物は経年劣化によって
価値を下げていきます。

 

それだけに、現在価値を
把握しておくのは重要です。

 

B/Sを利用すれば1目で
状況を把握できます。

 

2.純資産合計は最後に
ご説明しますので一端飛ばします。

 

3.利益余剰金

 

この項目は、不動産投資から
どれだけ利益を得られたかを
表しています。

 

この金額がプラスの間は
不動産投資から利益が
得られています。

 

逆にマイナスになった場合は
投資としては失敗になります。

 

この項目が増加している事が
不動産投資を進める上で
絶対条件になります。

 

  

不動産投資の目的

 

最後に、2.純資産合計です。

 

不動産投資は投資する人の
立場によって色々な目的で
行われます。

 

節税、資産保全等

 

しかし、不動産投資を
純粋な投資として
考えた場合の目的は

 

「純資産合計を増加させる」
ことです。

 

純資産が投資開始前と比較して
どれだけ増加しているかは
投資を継続する為に注目すべき
最大のポイントになります。

 

ここまでに紹介した
3項目を確認することで
投資の成否をある程度
把握しておくことが可能です。

 

 

バランスシートと書くと難しく
考えてしまいがちですが
重要な項目だけ理解できれば
簡単で、非常に便利です。

 

ぜひ、ご自分の投資実績を
B/Sを通して確認する機会に
していただければと思います。

 

不動産価格暴落は、本当にありうるのか

2020-06-08

おはようございます。
 
アセットランク
大塚 博之です。

 

今回のコロナ禍によって
インターネットの記事などで
 
「不動産価格が暴落する」
 
というような記事を頻繁に
見かけるようになりました。
 
ただ、このような記事は
不動産価格を決める大事な
2つのポイントが抜けている場合が
多いです。
 
今日は不動産価格を決める
大事なポイントについて書きます。
 
 

価格を決める2つの要素

 
不動産価格を決める要素は
色々ありますが大きな要素は
 
■家賃
■キャップレート
 
です。
 
つまり、暴落が起こる時には
必ず、家賃相場とキャップレートの
どちらか又は両方に
大きな変動が起こります。
 
この視点を持つことで
暴落? と冷静に判断できます。
 

 

価格形成イメージ(家賃)

 
さて、不動産価格の形成イメージは
 
不動産価格形成(家賃÷キャップレート)

 
着目して頂きたいのは
  
家賃 ÷ キャップレート
 
の式です。
 
この式によって
不動産価格は形成されます。
 
例を挙げると
 
■家賃(年):100万円
■キャップレート:10%
 
100万円 ÷ 10% = 1,000万円
 
1,000万円が妥当な
不動産価格となります。
 
キャップレートが同じ場合、
年家賃が80万円の時には
800万円が妥当な不動産価格です。

 

このように家賃が高い物件は
物件価格も高くなります。
 
ただ、家賃だけで価格が
形成される訳ではありません。
 
もう1つの要素はキャップレートです。
 

 

キャップレートとは

 
キャップレートのイメージは
 
不動産価格形成(キャップレートとリスクプレミアム)

 
まず、キャップレートは
地域毎に異なります。
 
例えば、都心と郊外を比較した場合
都心のキャップレートの方が
郊外に比較して低くなります。
 
上のイメージだと
 
・A地域=都心
・B地域=郊外
 
です。
 
では、キャップレートはどのように
決まるのでしょうか。
 
ポイントは
 
■地域毎のリスクプレミアム
 
です。
 
地域毎のリスクプレミアムは
以下のような様々な条件で
決まります。
 
■インフラの良し悪し
■災害への強さ
■将来人口の予測
■将来の開発予定
■etc・・・
 
上の各条件が良ければ
リスクプレミアムが低くなり
悪ければ高くなります。
 
この地域毎のリスクプレミアムを
安全な投資先と言われている
国債金利に+することで
地域毎のキャップレートが決まります。
 

家賃が高くても
キャップレートが低ければ
(広いけど不便等)
物件価格は低くなりますし、
 
家賃が低くても
キャップレートが高ければ
(狭いけど便利等)
物件価格は高くなります。
 
この家賃とキャップレートの関係は
不動産投資では無論
不動産価格を推測するには
絶対に必要な知識です。
 

 

不安を煽る記事に惑わされない

 
家賃とキャップレートの関係を
理解できると
 
「不動産価格暴落」と不安を煽る
記事に疑問を持つと思います。
 
不動産価格が暴落するには
 
■家賃が極端に下落
■キャップレートが極端に上昇
 
が必要だと分かるからです。
 
現実にこのようなことが
本当に起こるのか?
 
起こるとしたら、
どのような条件が必要なのかを
冷静に判断することが必要です。

 

孫社長も利用する安全性のある指標

2020-05-23

おはようございます。
 
アセットランク
大塚 博之です。
 
先日(5月18日)に
ソフトバンクの決算発表が
ありました。
 
こ存知のように1-3月期は
1兆4,381億円の大幅赤字でした。
 
この決算発表を孫社長
自らやられていました。
 
その中で重要視する指標として
ある指標が使われていました。
 
この指標は不動産投資でも
使われるのですが
 
SBGのような規模の投資でも
安全性をコントロールするのに
使用しているようです。
 
メールセミナーの中でも
何度もご紹介している指標ですが
改めてご紹介したいと思います。

 

 

安全性を確認する指標

 
SBGで使用していた指標は、
 
■LTV(Loan To Value) ・・・
 
借入金残高 / 物件価格×100
 
融資比率。物件価値に対する
借入金の比率を算出したもの
数値が小さいほど安全性が高い。
 
 
SBGの対象は株式ですので
不動産投資のLTVと計算式は
違いますが考え方は一緒です。
 
SBGの場合
純負債 / 保有株式時価×100
で計算しており。
 
基準は
 
■通常時
LTV=25%未満
 
■異常時
LTV=35%未満
 
で運用するルールを
決めているとの話でした。
 
ちなみに現在は
LTV=14%程度だそうです。
 
不動産投資の基準と
比較すると圧倒的に
厳しい基準で投資を
行っています。
 

 

不動産投資のLTV基準

 
では、不動産投資の場合
どの程度の基準にすればいいのか
 
LTV=70%以下
 
が目安になります。
 
SBGの基準からすると
かなり、緩めで
レバレッジを大きく
利かせられる基準です。
 
理由は、不動産価格は
株と比較すると変動が小さい為です。
 
今回のコロナ禍のような
変動の中でも株と比較すると
一気に変動する可能性が低い為
 
70%以下を維持することを
1つの目安とすると良いです。

 

 

LTVを確認するポイント

 
LTVはこんな風に時系列で
捉えていくと良いです。
 
不動産投資LTV時系列グラフ
 

SBGの使い方を考えても
分かりますが
LTVは時系列で考える
必要があります。
 
不動投資でも返済すれば
借入は減りますし、物件の価値も
一定ではありません。
 
そう考えると時系列で
確認しておくことが
重要なのが分かります。
 

 

変化の時代に重要な指標

 
孫さんのような大投資家でも
変化の時代には安全性を
重要視するようです。
 
不動産投資を進めていると
どうしてもリターンばかりに
目を向けがちです。
 
しかし、こんな時だからこそ
安全性の指標を見直す
いい機会だと思います。
 
このメールセミナーが
ご自分のLTVを見直す
きっかけになれば幸いです。

 

変化の時代に借入を上手に管理する為のポイント

2020-05-11

おはようございます。

アセットランク
大塚 博之です。

 

今回のコロナ禍もそうですが
大きな変動があると
 
これまで上手く働いていた
借入がマイナスに働き始める
可能性があります。
 
こうなると、借入は怖いと
考えがちですが本当にそうなのか?
 
今日は、借入が
 
・怖いものなのか?
・そうでないか?
 
を考えます。

 

 

投資開始時点の借入

 

不動産投資の借入をバランスシートで確認(投資開始時点)
 
借入が怖いか、そうでないかを
バランスシート(B/S)の
視点で考えます。
 
分かり易いように
かなり単純化してありますが
投資開始時点でのB/Sを
記載しています。
 
注目すべき箇所は
赤枠で囲ってあります。
 
投資開始時点では
7,000万の物件に対して
7,000万の借入をしています。
 
この時点では
借入はニュートラルです。
 
理由は、
物件時価が7,000万に対して
借入が7,000万ですので
 
■ 投資物件 = 借入
 
だからです。
 

 

5年後のB/S(1)

 
不動産投資の借入をバランスシートで確認(投資開始5年後プラス)
 
上のB/Sは投資開始から
5年後を表したB/Sです。
 
この状態であれば
借入がプラスに働いていており
まったく怖くありません。
 
安心できる状態です。
 
ポイントは
 
■ 投資物件 > 借入
 
■ 純資産増加
 
 
まず、リスク回避の視点では
物件を売却しても借入を返済
出来る状態で安心です。
 
また、リターンの面でも
純資産が増加しており
借入がプラスに働いているのが
分かります。

 

この状態であれば一般的な
日本人が描いている
借入への悪いイメージに
当てはまりません。

 

変化にも強い状態ですので
借入を過度に恐れる必要は
ありません。
 

 

5年後のB/S(2)

 
ここで、もう1つのB/Sを
見てみたいと思います。
 
不動産投資の借入をバランスシートで確認(投資開始5年後マイナス)

 
この状態になると変化にも弱く、
非常に危険な状況です。
 
■ 投資物件 < 借入
 
■ 純資産債務超過
 
まず、この状態になると
万が一の場合に
売却が困難になります。
 
また、物件時価と借入との
差額が大きく債務超過に
陥っています。
 
非常に変化に弱いです。
また、この状態では銀行から
融資を受けるのも厳しいです。
 
この状態での借入は
非常に怖いものですので
注意が必要と言えます。
 

 

B/Sで考える重要性

 
多くの人は借入を怖いものだと
認識しています。
 
しかし、借入は、実際は
ニュートラルなものです。
 
ただ、不動産投資の状況により
善にも悪にもなります。
 
その状況を把握する為にも
借入がある場合は
常にB/Sの視点で考えて
おくことが重要です。

 

不動産はインフレに強いは本当か

2020-04-27

おはようございます。

アセットランク
大塚 博之です。

 

コロナ後の社会は
大きな価値観と経済変化が
起こりそうです。

 

デフレが数十年続き
忘れがちですが
 
コロナ後はインフレ傾向に
なる可能性もあります。
(スタグフレーション含む)
 
そこで、インフレ気味の経済に
なった場合の不動産投資への
影響を考えてみたいと思います。
 
インフレ率と3つの要素を比較します。
 

 

1.物件価格

 

物価と物件価格イメージ
 
まず、物件価格は
物価が上昇した場合
 
イメージ図のように
少し遅れて物価上昇分に
追いつくパターンになる
可能性が高いです。
 
物価上昇分に追いつくまでは
投資中の物件の資産価値は
相対的に下落します。
 
タイミングによっては
物価に対して割安に物件購入
できる時期も出ると思います。
 
もちろん、地域や物件によって
物価上昇率を超える物件と
超えない物件が出ます。
 
基本的には少し遅れて
物価上昇に近い分、
物件価格が上昇すると
考えられます。
 
 
残り2つ要素は投資中の物件に
大きな影響を与える
可能性がある項目です。
 

 

2.金利

物価上昇率と金利イメージ
 
不動産投資の収益に
大きな影響を与えるのが
金利です。
 
変動金利の場合は
イメージ図のように
 
物価上昇率を少し超える程度の
金利上昇が起こる
可能性が高いです。
 
金利は、コンマ数%の
上昇でも数十万円~
数百万円の支払増になります。
 
例えば、5,500万円の借入で
2.5%の金利が3%に4年後に
なった場合、年15万円程度
支払が増加します。
 
ただ、このマイナス分を
家賃上昇で補えれば問題ありません。

 

 

3.家賃

 
家賃については以下の
イメージ図のようになる
可能性が高いです。
 
物価上昇率と家賃イメージ

 
イメージ図のように
家賃が物価上昇に遅れて
追いついて来ます。
 
つまり、追いつくまでは
家賃が下落しているのと
同様になります。
 
金利上昇で支払が増え
それを補えるだけ
家賃が上昇するには
少し時間が必要です。
 
この期間を何とか耐える必要が
出るかもしれません。
 
前回のメールセミナーでも
お伝えしたBE%に余裕のある
投資の場合は耐えられます。
 
経済変動が予測される時は
特に、BE%などのリスク指標には
敏感になっておく必要があります。
 

 

不動産はインフレに強いか

 
一般的に不動産はインフレに強い
イメージです。
 
確かに、資産保全という意味では、
現金と比較すると強いです。
 
しかし、一時的には
キャッシュフローが悪化する場面に
直面する可能性があります。
 
コロナ後には社会活動の
変化が予測されます。
 
在宅で時間のあるこの機会に
変動シミュレーション等を行い
 
どの程度の変動まで
受け入れられるか見直す時間に
していただければと思います。

 

« Older Entries

「パートナー不動産会社様募集」

「投資物件の販売を強化したいという不動産会社様」よりのご連絡をお待ちしております。専用サイトを設けております。詳細はこちらからご確認ください。 貴社の物件販売の一助になればと考えております。

不動産投資支援ソフト無料ID取得↓

■お名前(姓)  (名)
■都道府県
■投資物件の所有

■メールアドレス
■メールアドレス確認
■利用規約に同意する
利用規約を確認する

※不動産投資シミュレーションをより深く理解できるメールセミナー付


登録フォームにご入力いただき、送信ボタンをクリックすることでメールが送信されます。

登録後に送信されますメール内のURLをクリックして表示される画面に ユーザー名、パスワードを入力することで すぐにアセットランクシミュレーターをご利用いただけます。

ソーシャルアカウントで取得↓

googleアカウントで無料ID取得には以下の利用規約への同意が必要です。無料ID取得時点で同意したものとみなします。
利用規約を確認する